2017年01月26日

第13回 弁護士会支部サミットin相模原U 開催

あと、10日ほどで「第13回 弁護士会支部サミットin相模原U」が開催されます。支部サミットポスター.png

 相模原では2度目の開催となる今回は、高齢者・障害者・子ども、経済的余裕のない方達を普段からサポートしている地域のネットワークと弁護士・司法書士・行政書士という司法関係者、医師といった専門家がどうやって関わりをもっていくことができるか、みんなで考える市民フォーラムを中心として行います。

 あわせて、地域の裁判所の充実についても考えていきます。

 

 固い話をわかりやすくするために、相模原市内の弁護士・大学生の合同コントも実施!

 60もの市民団体と弁護士会支部が、共同で「さがみはら・ざま市民アピール」を発表します。

   最後は、本邦初!(たぶん)の「地域司法充実の歌」(作詞・作曲 伊藤信吾弁護士)を斉唱して、しめます!!

 地域のために、身を削っている(でも楽しんでいる)弁護士たちの姿は一見の価値ありです!

 

   (意外にも)大好評につき、残りの席は、ごくわずかとなっています。観覧ご希望の方は、必ず下記までご予約の上、当日ご来場いただきますようお願い致します。もし、満席となった場合はやむを得ずお断りすることもございますので、あらかじめご了承くださいませ。

  予約先 042-751-0958 神奈川県弁護士会 相模原支部 

                             弁護士 水谷 里枝子

2016年01月01日

ご挨拶

皆様

新年明けましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

本当に久しぶりのブログ更新なので,緊張していますが,

元日ということで(?),刑事事件の国選弁護人と私選弁護人について

書いてみたいと思います。

刑事事件において,「国選弁護人は一生懸命活動してくれない」

「金が安いから仕方がない」等の話を少なからず耳にします。

弁護士はたくさん金をもらえば一生懸命仕事をするという一般市民の

方の認識があるのかもしれませんが,その認識は間違っています。

確かに,私選弁護人であれば,国選弁護人では活動しない範囲まで

やるという弁護士もいると思います。

しかし,私の周りでは,国選弁護人と私選弁護人とで活動内容を

分けている弁護士はいないですし(もしかしたら私が知らないだけ

かもしれませんが),少なくとも私はそのような意識を持ったことは

ありません。

神奈川県内の国選弁護人の選任は,機械的に配点がなされるシステムに

なっているため,場合によっては高齢の弁護士やあまりやる気のない弁護士が

就くこともあります。そのような場合には,「国選弁護人は活動してくれない」と

いう認識になると思いますが,それは国選弁護人だからではなく,その弁護人

個人の資質の問題であると思います。

決して「国選弁護人だから」ということではありません。

私個人としては,そのような弁護人は廃除したいのですが,実際上そのような

ことはできません。

以前私が国選弁護人として就いていた事件で,連日接見に行き,

裁判に向けて準備をしていたところ,被疑者の親が私選弁護人を選んだため,

私は解任となりました。その事件は被害者がいる事件なので,私としては

私選弁護人に払う弁護士費用があるならば,それを被害弁償に充てた方が

いいのではないかとも思いますが,結局理由も分からないまま私選弁護人が

就きました。このときは国選弁護人よりも私選弁護人の方が優秀でいろいろな

活動をしてくれるという誤解を感じざるを得ませんでした。

決して国選弁護人=手抜き・活動しない弁護人で,私選弁護人=優秀で,

きちんと活動してくれる弁護人ということではありません。その点は誤解を

しないでもらいたいと思います。

なお,仮に私選弁護人を選ぶとしても,費用面の負担を必ず検討して

みてください。

一刻も早く警察署から出してもらいたいという想いがあるのは分かりますが,

そのような想いを逆手に取って,私から見ても高額過ぎる費用を請求している

事務所があります。お金をたくさん払えばそれだけ効果を得られる可能性が

高まるということは絶対にありません。多少時間をかけてでも,ホームページ

等を見比べて最終的にいくら弁護士費用がかかるのか実際に電話をして

直接話をしてみるということをしてみてください。

 

弁護士  齋  藤   守

 

 

 

 

 

 

2015年07月17日

安保法案ってどんな内容なの?

 今日、NHKの番組をみていたら、町行く人たちのほとんどが「安保関連法案」の内容が「よくわからない」と言っていました。

 これだけ話題になっているのに、少しビックリしましたが、そういえば法律家である自分も、わかっているような気になっているけれど、ちゃんと人に説明できるのかといわれれば・・・自信がないことに気が付き、反省。
 自分なりに、法律の内容と問題点を「小学生もわかるような」内容にまとめてみました。

 せっかくなので、内容だけでなく、文体も、小学生向けにしてみました。ご笑覧ください。

 

1 法律案の内容 
 日本の憲法では、日本は国権(国の権利を使って)他の国と戦うこと(戦争)はできないとされている。それで、これまで、日本はアメリカとの間で「いざとなったら守ってもらう」という約束をしていたよ。
 それでは、今回の法案は、どういう内容かな?
 @アメリカなど仲間の国(友好国)との関係について
 アメリカなどの国が、よその国とけんかになって、その結果(日本がアメリカに守ってもらえなくなって)、「あぶない時には」、日本の自衛隊が、アメリカが戦っている近くで「武器」や「燃料」「食糧」を渡したり、アメリカが戦いにいく通り道によその国がしかけた機雷を外したりして、アメリカが戦いやすくするよう「協力」できるようになっているよ。 今までと、ちがうところは2つだ。
 ひとつめの違いをみてみよう。
 いままでは、実際にけんか(戦闘)が起こってから、必要な場合か、どこで、何をできるのか、国会で、よく話し合ってひとつひとつ法律を作って、「協力」するかどうか、その内容を決めて、その内容に従って内閣が協力をしてきたよ。ところが、今回の法律では、これからは、国会でいちいち法律をつくらなくても、内閣の判断だけで「協力」できるようにしたんだ。この法律があれば、大臣たちが「必要だ」と思ったら、必要だと思う内容の「アメリカがよその国と戦いやすくするための」協力ができるんだ。いろんな意味で、とっても協力しやすくなるんだね。
 ふたつめの違いはこうだ。
 今までは戦いから離れた場所で、ケガ人を治療したり、食べものをわたしたり、人の命を助けることが主な内容だったが、これからは、戦いのすぐ近くまで行って武器や燃料を運ぶことも、ごく普通にできるとなっているところだよ。
 はなれた場所でアメリカの人(兵士)の命を助けるのと、戦いのすぐそばでよその国の兵士の命を奪う武器をアメリカに渡すのとでは大きな違いがあるよね。ちなみに、日本では、殺人のために使うことがわかっているのに包丁などを人に渡して協力したら、協力した人も殺人罪の共犯になるよ。

 

 じゃあ、どんな心配があるんだろう?

 ひとつめの違い=「簡単に協力できるようになる」ということは、反対に、これまで日本を守ってくれて、日本と仲がいいアメリカから「協力してよ」と強くお願いがあった場合は、断るのは、すごく難しくなるだろうという点が心配されているよ。国会で話し合って、国民にもどんな協力をするかをはっきり知らせる必要もないので、歯止めがきかなくなるおそれもある。

 そもそも、協力ができる「あぶないとき」とはどんな時かも、法律でははっきり書いてないので、その意味でも歯止めがきかないのではないかと心配する人もいるんだ。
 ふたつめの違いについては、こんなことが心配されている。「よその国」から見たら、次から次に、けんか相手であるアメリカに、武器や燃料、食料を運んで協力する「日本」はどう見えるのかという点だ。やっつけられそうになったら日本が武器を運んできて、また元気になったということが続けば、「日本がいるときりがない。アメリカに勝つためにはまず日本をたたかないと」と考えられてしまうんじゃないかな。また、日本が渡した武器で殺された人の家族は日本をゆるせないと思うかもしれない。つまり、アメリカに協力することで、日本が「よその国」の人から敵として憎まれたり、敵として狙われたりする危険が強くなるといということだ。

 A 国連との関係
  今回の法律では、自衛隊が、国連の活動の中で「駆けつけ警護」といって、他の国の人達を、武器を使って「守る」ことができるようになっている。
 これまでは、よその国から日本に武器を使った攻撃があった場合にかぎり、日本の人の身を守るために、そのげんどでしか使えなかったよ(「専守防衛(せんしゅぼうえい)」といって、先に攻撃はせずもっぱら守ることしかしなかったんだ。)。戦後70年にわたって、日本は専守防衛(せんしゅぼうえい)の国だった。だから日本が自分からは決して攻撃してこないということは世界中の人が知っていたんだ。それだから、反対に自衛隊に対するまともな攻撃はこれまでほとんどなかったんだ。
 トラブルになったとき、相手からやられるかもしれないからと思うと、(少しでも有利になるように)やられる前にやる、ということで戦いが始まることは多い。その反対に、絶対に相手からは戦いをしかけてこないとわかれば、落ち着いて話し合いができるということなのかもしれない。
 これまでは、他の国の人たちを守るためには、日本は武器を使えない、そう憲法は定めていると考えられていた。だから、「他の国の人たちを守る」というできない約束をすることもなかったんだ。
 今回の法案が成立すれば、これからは、「他の国の人たちを守る」という約束もするようになる。そうになれば、守っている自衛隊も、よその国からの攻撃にまきこまれ、自分達が武器を使用することも多くなり、戦争に近い状態がおきると心配されているよ。
 
3 憲法との関係
 そもそも、日本の中で一番強い法律は「憲法」なんだ。
 だから憲法と矛盾する「法律」や大臣たちの行動は、それだけで効力がなくなる。存在しないのと同じなんだ。
 憲法は、大臣、国会議員などの権力者が使う「大きな力(権力)」である「政治を行う力」、「法律を作る力」に歯止めをかけるものなんだ。だから一番強いとされているんだね。
 今回の法律は、日本の憲法、「戦争と武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決するための手段としては永久にこれを放棄する」「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」「国の交戦権はこれを認めない」という9条に反する、つまり、違憲(いけん)だと考えている人が多くいる。
 法律ができた場合に、違憲がどうかを決めるのは、裁判所だ。誰かが、この法律は違憲だという裁判を起こすかどうかが注目されるよ。
 法律が違憲だという裁判が出て、確定した場合、その法律の効力は、最初からなかったことになるんだ。
 最後に、日本では、国民ひとりひとりが、自分の国をおさめる力(主権)をもっているとされている。権力者は、みんなの主権をあつめさせてもらって、これを使っているだけなんだ。だから(自分達が権力者にあずけた)力の使い方がまちがっているときは、国民一人一人はちゃんと声をあげていく必要があると思うよ。
                                                 以 上 

2014年12月26日

ご挨拶

本年も後6日で終わります。

年齢を重ねる毎に月日の経つのが早く感じるといわれますが,

まさにそのことを実感しております。

来年は,できる限りブログの更新を行いたいと思います。

来年も当事務所をよろしくお願いいたします。

なお,当事務所は,平成26年12月27日(土)から

平成27年1月6日(火)まで休みをいただき,1月7日(水)より

営業いたします。

 

  弁護士  齋 藤  守

 

2014年01月02日

ご挨拶

新年明けましておめでとうございます。

昨年はどの程度皆様のお役に立てたのか分かりませんが,

本年も可能な限り皆様のお悩みに耳をかたむけていこうと思います。

よろしくお願いいたします。

なお,事務所の営業は1月7日(火)からとなります。

 

  弁護士  齋  藤   守

2013年11月11日

裁判官の変化

情けないことですが,これが本年最初のブログ記事となります。

本年もあと2ヶ月を切ったこの時期にですが・・・。

私は以前からこのブログを通じて刑事裁判官の推定「有罪」原則に

基づく判決のことについて触れてきました。

しかし,ここ最近はあちらこちらで無罪判決が出されているのを

耳にします。統計は分かりませんが,数としては増えているような

気がします。もちろん,以前から無罪判決が出ていてもそれを

マスコミが伝えなかっただけかもしれませんが。

このような変化を感じられるのも,裁判員裁判導入の影響であると

考えています。

結論ありきの不合理な論理に基づき有罪判決を出す裁判官が

1人でも減るように,私自身も法廷弁護技術を磨いていこうと

思っています。

 

  弁護士  齋  藤   守

2012年12月31日

ご挨拶

平成24年も本日で終わりとなります。

当事務所がどの程度社会貢献できたのか分かりませんが,

2人共にできる範囲で精一杯活動してきたつもりです。

皆様方にとって来年も(は)良い年になりますことを祈念しております。

 

  弁 護 士   齋  藤     守

 

2012年11月02日

反省

人間は,自分が悪いことをしたと思った場合には反省をして謝罪をし,

その後は2度と同じ過ちはしないようにしようと考えるのが普通だと思います。

同じ過ちを繰り返さないために具体的な方法を考えて実行している人も

少なくないと思います。

しかし,この普通のことができない人種(?)が3種類います。

刑事裁判官と,捜査機関と,マスコミです。

いずれの種類に属する人も,被疑者,被告人がやったに違いない,

自分が間違うはずがない,自分達が世の中の治安を守っているんだ,

そのような過剰な意識が根底にあると私は考えています。

もちろんそのような意識はなく,無罪推定の意識の下できちんと仕事をしている

人達もいるとは思いますが,そのような人は私の考え方に反対はしないと

思っています。もっとも組織の中に属しているという事情があることからすれば,

公然と私のような考えを述べる人はいないでしょうが。

前回のブログにも書いた東電OL事件,最近のPC遠隔操作事件,

またマスコミがこぞって報道し続けている尼崎の事件,いずれも過去に

同じような過ちを犯しているのにも拘わらず,懲りずに同じことをしている

証しであるといえます。

冤罪の疑いがあるのに既に死刑執行されてしまった人もいます。

福岡県の飯塚事件で検索してもらえらば詳細は分かると思いますが,

冤罪だった場合,誰がどのような責任を取るのでしょうか。

仮に3種類の人達がこのブログを見てくれて,何か少しでも感じてもらえたら

私の存在意義もあるのかなと思います。何も感じることなく,極端な考え方を

する馬鹿な弁護士だなと思った人は,きちんと日本国憲法の勉強をするために

すぐに辞職することをお勧めします。私から言わせればそもそも3種類の

仕事に就く資格がないと思いますので。

 

   弁 護 士   齋   藤    守

 

 

 

2012年06月22日

潮流

先日,東電OL殺人事件に関して再審開始決定が出されると共に,

ゴビンダさんの刑の執行が停止され釈放されました。

今回の裁判所の決定には素直に敬意を表したいと思いますが,

ゴビンダさんが自由を奪われ,人権を侵害され続けた15年間はかえってきません。

公益の代表者であるべき検察は,この事件についても相変わらず証拠を

隠し続けた上(最後はしぶしぶ開示をしたようですが),再審開始決定に対して

異議を申し立てています。

この体質は今後も変わらないと思っていますが,今回の裁判所の判断は,

今の時代の流れを表していると思います。

多少なりとも裁判官の意識が変わってきたような気もしています。

推定有罪の裁判官,有罪判決の結論ありきゆえ証拠の評価を強引に有罪方向に

行う裁判官,弁護人の主張や証拠を根拠が薄弱なまま切り捨てる裁判官,

このような裁判官が1日でも早く淘汰され,本当の意味での公平な裁判を受けることが

できる裁判所になって欲しいものです。

でもそうなると,淘汰されすぎてほとんどの裁判官がいなくなってしまうような気も・・。

  弁 護 士    齋   藤     守

 

 

 

2012年06月13日

人身傷害補償(特約)の落とし穴

 水谷です。

 とてつもなく、久しぶりの更新となってしまいました。

 (ブログ更新するのに必要な、IDやらパスワードやらを齋藤先生に教えてもらえてよかった〜。)

 

 この間、皆様、つつがなくお過ごしでしたでしょうか。

 

 今日は、以前から気になっていた「人身傷害補償特約」のことを書いてみたいと思います。

 

保険会社のホームページなどによると、最近「車の保険」に入っている人の7割以上が「人身傷害補償特約」に入っているそうです。


 「人身傷害補償特約」というのは、事故が起こったときに、自分の損害(人身のみ、物損は基本的に除く)を自分の過失分もふくめて、全額(ただし保険会社の計算による額)を自分の保険会社に払ってもらえる特約です。
 いわゆる「対人賠償」とは、全く別ですから、間違えないでくださいね。

 どんなときに使えるかというと、
 例えば、交通事故で、自分が怪我をして(全治3ヶ月の重傷)を負い、後遺症が残り、結果として5000万円の損害を受けたとします。この事故の自分の過失が7割、相手の過失が3割というとき・・・。
 これが人身傷害に入っていない場合は、・・・・
 相手に請求できるのは、1500万円だけ(5000万×30%=1500万円)です。
 残りの3500万円(7割)は、自分の過失ですから、どこからも補償されません。

 自分にも過失(うっかりしたミス)があったので仕方ない・・・とはいえ、これでは、お金の面で苦しみが続いてしまい大変です。

 こんなとき、この特約を使うと、損害の「全額(保険会社の算定による額)」が補償されます。

 すごいですね 

 

 このように、たいへん役に立つ、画期的な特約なので、人気が出て、現在では、多くの人が、この特約をつけているのでしょう。

 

 

 ただ、ここで、注意しなければいけないことがあるのです。

 それは、同じ名前でも、保険会社によって内容が違うということなのです。
 どこか違うか。
 もらえるお金の金額が違うのです。

 

 先ほどの例でいえば、「全額」としてもらえるお金が、A社の契約者のケースでは4000万円、B社の契約者のケースでは3000万円ということがあるのです。
 入っていないときの金額(相手からの1500万円だけ)と比べれば、もちろん、入ったおいたほうがいいのですが・・・。

 

 「会社によって、1000万円も違うの〜、びっくり!」と思った方がほとんどなのではないでしょうか。
 また、「そもそも、全額っていうんだから、5000万円じゃないの?」と思った方も多いのではないでしょうか。

 

 一体どうして、そんなことがあるのかというと、「全額(保険会社の算定による額)」というなかで、小さい字で書いてあるところ(契約書や広告などでは、小さい字で書いてあるところは大体重要なことが書いてありますよ!参考書や教科書とは反対ですね。)、下線を引いた「算定」の仕方が保険会社によって違うのです。
 そもそも、「全額」といっても、実は全額ではないのです。小さく書いてある(保険会社の算定による額)  を「全額」といっているということなのです。

 

 この「全額」というのは、裁判で認められる金額の、 60%〜80%前後しかないことがほとんどです。
 保険会社によって、それが58%くらいだったり、75%くらいだったりするのです。
 

そうすると、まったく同じ事故で同じ特約を使っても、保険会社によって、さきほどの例で言えば1000万円近くも実際に手元にくるお金が違うことがあるということです。
 さらに、先に特約を使う時期によっても、金額が違ってくる場合もあるようです(いろいろな説があり裁判所などでケースごとに争われています)。
 

一番、問題なのは、「全額」といっているのに全額はもらえないこと、その金額も保険会社によってこと違うことが、消費者にわかるようになっていないことです。
 さらに、算定の仕方も複雑でケースバイケースなので、事前に、どの保険会社で何割もらえるのか、契約の前に教えてもらうことも難しいのです。

 このことに気が付いた一部の弁護士が、このようなわかりにく広告の仕方は「不当表示だ」といって、改善を求めているのですが、なかなか改善されていないのが現実です。


 保険が自由化されて、いろいろな種類の保険が出るようになって、いいこともあるのですが、その反面、内容をよくよく注意する必要がある時代になっています。

 このブログを読んだ方は、自分で車の保険をかけるときには、人身傷害特約で補償される本当の金額はいくらなのか、問い合わせをするなどして、よくよく検討して選んでくださいね。その問い合わせに丁寧に答えてくれないような場合は、契約するかどうか、慎重に検討し直したほうがいいでしょう。
 
 また、こうした問い合わせが殺到する状態になれば、保険会社も、もっと公正でわかり易い契約内容(要するに、本当の「全額」に近い金額を補償する方向)に改善していくと思います。
 だって、そういう保険会社が出てきたら、その保険会社の契約数はどっと増えるでしょうから。

 改善されて、実際に事故が起こって人身傷害特約を使った際に「こんなはずではなかった」と悲しい思いをする人が一人でも減って欲しいと思っています。

2012年03月21日

予想

私は,小学校・中学校と野球をしていたこともあって野球が好きです。

年を重ねてからはもっぱら野球観戦のみですが・・・。

来週からプロ野球が始まります。私は,数年前から横浜ベイスターズの

ファンになり,昨年は5回程横浜スタジアムへ観戦に行きました。

今年はそれ以上の回数観戦に行こうと思っていますが(既に4月3日の

横浜スタジアムでの開幕戦のチケットはゲットしています),

開幕に先立ち役に立たない私の予想を掲載しておきます。

因みに,私が好きなパリーグの球団は,楽天です。

 

パリーグ

1位 埼玉西武ライオンズ

2位 千葉ロッテマリーンズ

3位 オリックス・バッファローズ

4位 北海道日本ハムファイターズ

5位 福岡ソフトバンクホークス

6位 東北楽天ゴールデンイーグルス 

 

セリーグ

1位 東京ヤクルトスワローズ

2位 広島東洋カープ

3位 阪神タイガーズ

4位 中日ドラゴンズ

5位 横浜DeNAベイスターズ

補欠 読売ジャイアンツ

金をちらつかせて選手を集める,自分のことだけしか考えていない球団は

補欠としました。この球団については,全144試合10対0で勝ち,

今後100年間毎年日本一にでもなってもらって,他の11球団で

ガチンコ勝負をしてもらえればいいと思います。

これであればジャイアンツファンも喜ぶし,その他の真の野球ファンも

納得するのではないでしょうか。

  弁護士  齋   藤    守

 

2011年12月29日

ご挨拶

平成23年が後3日で終わろうとしています。

平成23年は絶対に忘れてはならない年であると誰もが感じていると

思います。

私もいろいろな面で考えさせられる年でした。

来年が全ての人にとってよい年になるように願って止みません。

 弁  護  士    齋   藤    守

 

2011年12月01日

師走

早いもので,今年も残り1ヶ月となってしまいました。

12月の声を聞くと皆さん忙しくなると思いますが,私は10月と

11月が非常に忙しかったです。なぜかというと,11月に2件

裁判員裁判が行われたため,その準備及び本番に忙殺されて

いたからです。打ち合わせ,接見,資料作り,練習等本当に

忙しく,以前に書いたとおり朝型の私は,朝6時過ぎに事務所にきて

仕事をしていました。裁判が終わった現在では充実感がありますが,

同時に疲労感もあります。それでも弁護士を辞めたいと思わないのが

不思議です手(チョキ)

幸い12月中の現時点での仕事の予定はそれほど入っていないので

(もちろん夜のお酒の予定はかなり入っています),少しゆっくりして

次の裁判員裁判に向けて英気を養おうと思っています。

今日もこれから12月最初の(?)忘年会に行ってきます。

 

   弁  護  士    齋   藤     守

 

 

 

2011年08月05日

募金活動

東日本大震災が発生してから5か月が経過しようとしていますが,原発問題も

含め今なお多くの人が苦しんでいる状況にあります (相変わらず国会議員は

馬鹿っぷりを発揮していますが)。

また,震災直後から各人が,何か自分ができることはないのか自問自答し,

様々な行動を起こしました。

そのような行動の中に,募金の呼びかけ活動がありました。

私は,仕事等の関係で町田駅を利用することがあるのですが,町田駅では

小中学生や大学生を中心に,あちらこちらで募金の呼びかけ活動が行われて

いました。

しかしここ最近私の知る限りにおいて,町田駅では全く募金の呼びかけ活動が

行われなくなってしまいました(私の知らない時に行われている場合には,

話しの前提が異なってしまうことは予めお断りしておきます)。

他の駅や路上等でも,ここ最近募金の呼びかけ活動をしている姿を

私は見ていません。

震災後あれほど活発に行われていた募金の呼びかけ活動がなぜ行われなく

なって しまったのでしょうか。

もちろん,復興支援のためにどのような活動を行うかは,活動自体を行うか

否かを 含めて各人の自由であることは理解しています。

しかし私には,募金の呼びかけ活動をしていた人が「一斉に」その活動を

止めてしまったことにとても違和感を感じています。

何かのデータで,募金の呼びかけ活動が復興支援にならないということが判明

した,暑い中で募金の呼びかけ活動をしていると熱中症になって自分の命を

失ってしまう,募金の呼びかけ活動よりも現地に入って活動することの方が

直接的だ,呼びかけの声がうるさいと苦情が入った等募金の呼びかけ活動を

やらなくなった理由は様々考えられますが, 私個人としては,

「他の人が募金の呼びかけ活動をやらなくなったから自分もやらない」という

理由だけはあがって欲しくないと思っています。

人がやるならば自分もやる,人がやらなければ自分もやらない,

ボランティア活動を「ブーム」のように捉えて欲しくはないと思います。

 

    弁 護 士    齋   藤      守

2011年06月21日

官僚社会

かなりの期間ブログの更新をサボってしまいました。

この間,あの忌まわしい東日本大震災が起きてしまいました。

改めて,被災された東北・関東地方の皆様に対してお見舞い申上げます。

地震によって現在も生活が困窮している等困難に直面している人々が

大勢いる中で,国会議員の馬鹿っぷりが際立っています。

私は以前から,国会議員という生き物を差別視していました。

国会議員は,嘘つきで,見栄っ張りで自分のことしか考えず,一般社会では

通用しないお荷物の人間だからこそ,社会に迷惑を掛けないよう国会という

特別な場所を与え,給料を与えた上で,適当に生活させてあげている,

そのような生き物だと思っていました。

そして,残念ながら日本は官僚がしっかりしていれば存立していけるのでは

ないかと。

もちろん,本心はそうではなく,憲法の理念もそうではありません。

三権分立の下,国民の代表機関である国会が内閣(行政)をコントロール

する建前になっています。

しかし,現実の日本は,そもそもコントロールする国会(議員)にその能力が

ないため,官僚主導になってしまっているのです。

また,日本国民もそのようなシステムで特段不都合がなかったため,

憲法理念とは異なるシステム異常を黙認していたといえます。

悲しいかな,今回の震災で私の偏見がある意味当っていることが

明らかになってしまいました。

このような現状を打破するためには,より国民に近い,県や市町村レベルの

議員が頑張るしかないと思うのですが,ここにも国会議員同様期待を持つ

ことができないと思われます。少なくとも相模原市議会には・・。

最終的には,官僚さえしっかりしていればいいということになってしまうのでしょうか。

嘆かわしい事態です。

 

  弁 護 士     齋   藤     守

 

 

 

 

 

 

2010年12月30日

ご挨拶

今年も残すところ後2日となってしまいました。

今年の正月は何をしていたのか思い返すと,本当に

月日の経つのが早いことを実感します。

1年1年爺さんになっているということですねがく〜(落胆した顔)

どうぞ来年もよろしくお願いします。

  弁 護 士   齋  藤    守

 

2010年11月09日

事実

「事実」という言葉の意味を調べると,「実際に起こった事柄,現実に

存在する事柄」ということが書かれています。

世の中には毎日毎日たくさんの出来事が生じており,私達はその中の

1部を事実として体験・認識しているに過ぎません。

個人が体験・認識した以外の出来事を知ろうと思えば,それは他人に

頼るしかありません。その頼る先の最たるものが「マスメディア」です。

毎日毎日,テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等から多くの出来事が伝えられて

いますが,しかしその出来事が「事実」か否かは全く別問題です。

私達は,マスメディアの報道が「事実」であると勘違いしがちです。

しかし,それが「事実」でないことが多々あることは,近年の冤罪事件等で

明らかだと思います。

もちろん,新聞記者等マスメディアの中で働いている人たちも,中立的立場から

「事実」を伝えようと努力していることは理解していますが,私は「事実」を伝える

ことは無理だと思っています。マスメディアも商売の面を抜きにしては

成り立ち得ない存在であり,まずは売れることが第1条件となります。

また,マスメディアには報道の自由(取材の自由)が保障されているため,

取材をした素材を編集して公表するまでの間には,どのような出来事を

どのような視点で報道するかという点で,ある種の主観が絶対に入り込みます。

このような状況にあって,実際に起こった事柄即ち「事実」を伝えることが本当に

可能でしょうか。

マスメディアはなくてはならないものであり,非常に重要なものであるがゆえの

ジレンマを感じています。

私は,テレビ等から得られる情報を鵜呑みにせず,1歩引いて冷静に自分で

判断することが必要だと思っていますが,皆さんはどのように思われますか。

今後もマスメディアが様々な情報を発信すると思いますが,特に刑事事件で

被疑者が逮捕されたという報道に接したときは,逮捕の事実=罪を犯した事実

とは 絶対に考えないようにしてもらいたいと思います。

 

    弁  護  士    齋   藤     守

 

 

 

 

2010年08月09日

相撲中継

少し古い話になりますが,相撲力士の賭博行為により相撲中継を

行うか行うべきでないかという問題が生じたことは記憶にあると

思います。正確な数字は忘れましたが,世論の多くの人達は

中継を行うべきではないという意見だったと思います。

私はその意見を聞いて,日本人は自分達で人権を放棄してしまっている

と思い,その権利意識の低さに驚きました。

日本国の最高法規である憲法には,原則として国民全てが自由に

物事を表現でき,また自由に情報を受け取ることができ,それについて

妨害されないという権利が保障されています(21条1項)。

この権利により,国民が様々な情報を受け,自分自身で考え,その考えを

発信でき,そのような行為を通じてより人間らしく生きることができ,また

自分の国の政治等にも主体的に参加していくことができることになります。

しかし,悲しいかな日本人は何かというと「けじめ」や「おきゅう」という

言葉で,そもそも情報そのものの発信を止めさせようとします。

これは国民1人1人にとって不幸なことです。もしけじめをつけさせたり

おきゅうをすえたりしたいのならば,その番組なり情報を自分の判断で

受け取らなければいいだけの話です。発信自体を止めさせる必要は

どこにもありません。その人がそのテレビ番組等を見なければいいだけの

話です。でも多くの日本人は違うみたいです。

私は日本人の権利に対する意識の低さを危惧しています。

自分で自分の首を絞めていることに早く気がついて欲しいものです。

 

  弁  護  士   齋   藤    守

2010年06月26日

やり甲斐

またまた更新をさぼってしまいました。本日は仕事のため事務所に来ています。

今月は事件の会議や証人尋問の準備等でとにかく忙しく,本日やっと一息つけた

という状況ですわーい(嬉しい顔)

その間は必然的に睡眠時間が短くなるし,あちらこちらに移動しなければ

ならないしということで体力的にはきつかったですが,不思議と精神的に

きつくなり,仕事を辞めたいと思ったことはありませんでした。

これも自分の好きな仕事をしているからだと思います。

また,私はサッカーに全く興味がないのでテレビ観戦等で時間をとられなかった

ということもプラスだったと思います。もしサッカーのことが気になって仕方がない

状態であれば,精神的に辛かったと思いますからね。

またいつ事件の依頼があり,その事件で時間を取られることになるか

分からないので,できる限り今できる仕事を処理しておきたいと思います。

でも言うは易し行うは難しということになりそうですがふらふら

7月上旬には懇親会等の飲み会の予定がかなり入っているので,来月は

仕事ではなく お酒で体力的にきつくなるかもしれません演劇

  弁  護  士    齋  藤    守

2010年05月01日

ご無沙汰です

二ヶ月以上も更新しませんでしたふらふら

本日は仕事のため,事務所に来ていますが,今日から大型連休と

いう方が多いのではないでしょうか。

当事務所も本日から5日までお休みをいただきますが,私個人は

どこかに出かけるといった予定はありません。

6月に私の親友が遠方に嫁いでしまうために,弁護士仲間8人で

送別会を兼ねて先週箱根に旅行をしてきましたが,それで私の予定は

終わってしまいました。

日頃,じっくり勉強する時間がとれない(?)こともあって,この連休中は

自宅で勉強をしようと現時点では考えています。

 

  弁  護  士   齋    藤      守 

2010年02月25日

慣れ

一昨日ブログを更新した後、友人から、裁判員裁判お疲れメールを

もらいました。ということで本日も更新します。

少し前の話になってしまいますが、今年の1月に、日弁連の裁判員裁判

特別研修に、講師として原田國男裁判官が招かれました。

その講演の中で、被告人の反省の事実を重視することの問題点について

話をされていました。私の記憶の限りで要約すると、有罪判決の量刑

(懲役○年)を決める際の事情として、反省しているということを重視すると

えん罪を招く危険性があり、また否認をした場合、必要以上に刑が重くなる

危険性があるというものでした。

私はその話を聞いて、裁判官の中にはきちんと刑事裁判の原理原則を

理解している人がいるのだな、この人の下で全ての刑事裁判を行って

もらいたいなと思いました。

現在の刑事裁判は、そのほとんどが自白事件であり、有罪判決事案です。

そのような中で、裁判官は本当にこの被告人が罪を犯したのかということを

自問自答することをせず、漫然と有罪判決を書くということに慣れてしまっている

ように思えます。

勿論、私は、被告人の利益のためであれば裁判官と戦う(本来戦う相手は

検察官ですが・・・)気持ちを常に持ってはいますが、他方で、否認をして

有罪判決になったら量刑を重くされてしまうのではないか、この裁判官は

そもそも無罪判決の書き方を知っているのだろうかという思いを持っている

ことも事実です。

認めれば執行猶予が見込める事件で、否認して争うか否かを、躊躇することなく

判断できるかについて、自信がないことも事実です。

原田裁判官は、ご自分の経験談として、当初罪を認めていた被告人の様子が

おかしかったので、問いただしてところ、実は自分はやっていないんだということを

主張した、結果として無罪判決を出し、えん罪を1つ防ぐことができたというお話を

されていました。また、被告人が否認をしている場合には、被告人が調べて

もらいたい証拠を全部調べた上で判決を出したというお話もされていました。

被告人が否認をしてくれると嬉しいというような趣旨のお話もされていました。

「推定有罪」の裁判官が多数を占める中で、このような素晴らしい裁判官の話を

聞くことができたことに感謝しています。

しかし、近いうちに原田裁判官は退官されるとのことで、推定無罪という

大原則に基づく判決を躊躇なく出せる裁判官が1人いなくなってしまいます。

非常に残念でなりません。

 

  弁  護  士    齋   藤     守

 

2010年02月23日

裁判員裁判終わる

2月16日(火)〜19日(金)まで、私が担当していた裁判員裁判が

行われました。新聞報道はされていましたので判決内容を知って

いる方もおられるかもしれませんが、とにかく4日間連続の裁判が

終了しました。弁護人は守秘義務というものを負っているので、

事件についての詳細は書くことができませんが、感想としては難しいと

いうことを実感しています。難しい法律用語をかみ砕いて簡単にしたり、

弁護人の主張をその内容を落とすことなくシンプルにしたりすることに

苦心しました。私は、被告人質問そして最終弁論(1番最後に、それまで

法廷に現れた証拠に基づき、弁護人の主張を述べる手続)を担当しましたが

どこまで裁判員に理解され、また裁判員を説得できたのか分かりません。

公判の間、相模原から横浜まで通うことは、様々な面で不安があったので

裁判所の近くのホテルに宿泊しました。早く、横浜地方裁判所相模原支部でも

裁判員裁判が行われるようになってもらいたいものです。

 

  弁 護 士    齋  藤   守

2010年01月12日

新年のご挨拶

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

先日、1人で初詣に行ってきましたが、行った先の神社で、

今年私が厄年(本厄)であることを知りました。

今年は前厄だとばかり思っていたのに・・・がく〜(落胆した顔)

厄年についてはどのような根拠に基づくのか分かりませんが、

考えてみれば、昨年が前厄だったということで、その昨年は

幸いにも何も起こらなかったので、今年も大丈夫だろうと考えて

気楽に仕事をしようと思っています。

今年もよろしくお願いいたします。

 

  弁 護 士   齋  藤   守

 

 

2009年12月29日

ご挨拶

何とか無事忘年会ラッシュを乗り切ることができました。

当事務所は、12月26日〜1月5日まで年末年始休暇ですが、

私は本日が仕事納めで、1月4日が仕事始めとなります。

振り返ってみると、去年の年末は、国選の刑事事件関係で

大晦日まで仕事をしていましたが、そのことがつい最近の

出来事のように思われます。本当に1年経つのは早いです。

来年はいよいよ2月に私が担当している裁判員裁判が行われます。

今回の年末年始は、その事件のために勉強したいと思います。

皆様、この1年間当事務所のブログを読んでいただき本当に

ありがとうございました。

来年もよろしくお願いいたします。

 

    弁  護  士   齋  藤    守

2009年12月14日

忘年会ラッシュ

かなりご無沙汰しております。

12月に入り、私も忙しくなってきました。といっても

仕事ではなく忘年会ですが。

先週の金曜日(11日)から始まり、土曜日、本日月曜日、

明日火曜日、木曜日、金曜日と凄いですビールバー

今週の土曜日には体がどのようになっているか心配です。

先日受けた健康診断の結果は、血中コレステロールが

やばいことになっているから、早くきちんとした病院に行けという

内容でしたがく〜(落胆した顔)

来年の今頃、私はどこにいるでしょうかね。

 今年は後1回くらいきちんとした内容のブログを書いて

締めくくりたいと思います。

 

  弁  護  士   齋   藤    守

2009年10月26日

住宅ローンの返済

 

 弁護士の水谷です。

 

 

 「収入がカットされて住宅ローンの支払いが苦しいのですが・・・」 

 「なんとかして、住宅だけは手放したくないんですが・・・

 「住宅ローンの支払いのために、一時的にした借金のせいで、家計が苦しくて・・・」 

という相談がふえてきました。

  これまでなら、楽に払えていたのに、給料がカットされた、ボーナスが減ったという方、一時的な出費のためにした借金のせいで住宅ローンが支払えないという方も多いです。

 

 一時的に、借金してしまったけれど、家計を見直してスリム化し、その結果、「住宅ローン以外」のクレジットや借金を7割〜8割もカットして、約100万円程度(返済額はケースによってちがいます)を3年で返済し、住宅を手放さないですんだという方もいます。

 プラス、住宅ローンも見直(リスケジュール)して、最初20年でくんだものを30年にして、毎月の支払いを減らすということも可能な場合もあります(最初から長期のローンの場合、高齢の場合はリスケジュールはできません)。 

 これは、10年くらい前に新しく作られた、個人用)民事再生という手続を利用された方たちです。

 

 この民事再生の個人版は、それまでは、借金のある個人について、100%返すvs破産して住宅を手放すという究極の選択しかなかったことを改善するためにあたらしく作られた制度です。

 

 まだ、一般の方には、ほとんど知られていないようです。

 

 

 法律相談にこられる方も、「破産」や「任意整理」のことは、ほぼ100%知っています。

 れけど、反対に、「民事再生」のことは、ほぼ100%といっていいほど知りません。 

 それで、今回、みなさんに、こんな方法もあると知っておいて欲しくて、ここに書いておくことにしました。 

 

  この手続を利用するためには、いくつの条件があります。

 例えば、既に競売を申し立てられて1年もたっている方は、残念ながら利用はできません。 

 「あと、少し早く来てもらえれば・・・」という方もいます。

 ほかにも条件がありますので、利用できるかどうかを知りたい方は、なるべく早めに相談されることが、お勧めです。

 

 ただし、個人再生手続は、まだできて間もない新しい手続なので、事実上、取り扱っていない弁護士も多いのです。

 それも、知られていない理由のひとつだと思います。

  

 相談された弁護士が、この手続をとらない場合は、どういう理由があるのか、きいてみましょう。はっきりとした答えがかえってこない場合は、弁護士をかえる必要があるかもしれません。

 

 住宅を残したい、他の借金をカットして住宅ローンだけを支払いたいという方は、この個人版の民事再生(略して個人再生といわれることもある)の利用の検討をおすすめします。

 

 

 

2009年09月28日

不育症講演会のお知らせ

 弁護士の水谷です。

 

  最近、内田樹さんの本にはまっています。

 目からうろこが落ちるようなことが色々と書いてあります。 

 初心者向けはこちらです。

 NEC_0194.JPG

 

 

  

 

 

 

 それから、法律とは、ぜんぜん、関係ないお知らせですが、以前に、ご紹介したことがある、不育症(流産をくりかえしてしまう症状)の方向けの講演会が、関東、関西で催されます。

 講師は、私も、以前、お世話になった杉先生のようです。

 

 まだ、席に余裕があるようですから、不育症に関心をお持ちの方、心配されている方など、参加をご検討くださいませ。

 

 なお、詳しい日程、申込み先は、↓をご参照ください。

  

 http://www.heartbeatclub.jp/cgi-bin/page/kouen/kouen.htm

 

2009年09月21日

裁判員裁判弁護人選任

平成21年9月10日付で、私が、とある裁判員裁判対象事件の

弁護人に選任されました。ついにきたかという感じです。

今のところ、具体的な公判期日はいつ頃かという目途は

立っていませんが、模擬裁判での経験を生かして、

ペーパーレスで説得力ある弁論等を行おうと思っています。

それにしても、今まで判決が出ている裁判員裁判事件の量刑は

予想通り重いですね。

事件を直感的に捉えられてしまうと厳しいものがあります。

無罪を争う事件でどのような判断がなされるのか興味はありますが、

果たしで検察側でそのような事件を起訴してくるのか否か・・。

有罪無罪及び量刑の判断権者が、事実上検察官になってしまっている

現状に危機感を覚えるのは私だけでしょうか。

 

  弁 護 士   齋  藤   守

2009年08月24日

祝開所

最近、私の周りで、それまで所属していた事務所を辞め、独立開所する

弁護士の話をよく聞きます。

そのような中で先週、今年の6月に、横浜市の青葉台にて開所された、

「青葉台法律事務所」の佐々木博征弁護士の下に、事務所見学に

行って参りました。佐々木弁護士は、多方面(?)からの縁で知り合いとなり

以降親しくさせていただいている弁護士で、「イケメン」です犬

現在弁護士1名、事務員さん1名の事務所ですが、非常に広く、

弁護士や事務員さん合わせて、あと4人くらいは入れそうな感じでした。

見学後は、お決まりの祝賀会で(店名は忘れましたが、青葉台事務所近くの、

本当に雰囲気のよいお店でした)、様々な話をして、解散となりました。

私と佐々木弁護士は解散しませんでしたが・・わーい(嬉しい顔)

青葉台近辺は、人口の割に法律事務所が少なく、弁護士の数が増えていく

今後は必然的に法律事務所が増えるであろうことは容易に想像できるところ

ですが、青葉台法律事務所は、その先駆け事務所として今後も君臨し続ける

ことでしょう晴れ

下記に事務所のホームページのURLを貼り付けておきますので、訪問して

みてください。

ちなみに、10月には、香川県で独立開所した友人の下を訪れる予定です新幹線

 

 青葉台法律事務所のHP http://www.aobadailaw.com/

 

  弁 護 士   齋   藤     守

 

2009年07月14日

不況の原因? part2

 

前回、日本の会社でも、株主が外国の企業・組織、であれば、「日本の会社」とはいえないというお話をしました。

これは、法律の世界では、常識です。

 

「商法」という会社のことを決める法律の世界では、会社の「社員」とは「株主」をいいます。そして、「会社」は「株主」のものであるとされています。

実は、前回は、「従業員」のことを「社員」と書いてあります。

これは、このほうがわかりやすいだろうと思ったからです。

だって、日本では、新聞でもテレビでも、「社員」といえば、「従業員」のことを意味しますから。

けれど、これが間違いのもと。

法律の世界では、社員とは株主をいうのです。 

だから、株主はいろいろな権利を会社に持ち、保護もされています。

会社の経営についても、大事なことについては、口を出せます。

また、経営者(=社長)をすげ替えることも出来ます。

 

しかし単なる「従業員」は「社員(株主)」ですらないのです。

会社は従業員のものではないのです。

原則として、従業員は雇用契約(約束した範囲)の内容でしか保護されません。

 

もう、おわかりいただけたと思いますが、「従業員」ではあるが「株主」ではないという人達の集団というのは、法的には、非常に弱い集団です。

 

反対に、従業員ではないが、株主であるという人たちの集団は、強い権限をもちますが、その会社が危うくなれば、すぐに株式を売却すれば済むという点で、経営判断に対しては無責任な状態になりがちです。

  

そして、もう、気が付かれた方も多いと思いますが、「従業員」であり、かつ「株主」という人たちの集団は、非常に強い権限をもつことができ、かつ、適切な判断をできる可能性も高くなります。

まさに会社の構成員なのですから、会社自体を危うくするような判断はしないでしょう。他方で、従業員(自分達)の生活を不当に脅かすような判断もしないでしょう。

 

会社は、単なる「労働組合」の要求に対しては、「労働基準法」や「雇用契約」に反しない範囲で対応していれば足ります。できれば、最大の経費である人件費は、なるべく低く抑えたいでしょう。

しかし、「労働組合」であり、かつ「株主」でもある集団からの要求であれば、ことは、全く違ってきます。

特に、従業員の全員が毎月給与の5%を購入するような会社であれば、その会社の最大の株主は「従業員持株会」になるはずです。そしてその比率が発行済株式の1/2、場合によっては2/3を超えることになれば、これは、逆らうことはできない位の圧力になります。

 

それは、商法で、株主の一定数以上の同意があれば、社長のクビも切れるし、利益の処分についてノーをつきつけることもできるし、会社を解散することさえできると決められているからです。

 

大株主は、ある意味では会社にとって最大の権力者なのです。

国でいえば、有権者の大きな集団のようなものです。

 

他方、従業員は、いってみれば選挙権のない人たちの集団です。

 

おそろしいことに、日本の国民の多くは、そういう丸腰(何も武器=権利をもたない状態)のまま、経済競争という戦のなかをふわふわとただよっているのです。

 

いつまでも、自分で自分の身を守ることができない地位(従業員)で、自分の大切な時間を他人にとられ続けるのは、もうそろそろ、終わりにしたらどうかなというのが最近の私の気持ちです。

2009年07月10日

不況の原因?

 弁護士の水谷です。 

 

  NEC_0182.JPG

 

 暑くなってきて、水遊びが楽しい季節ですね。

 

 

 これは、この間行ってきた相模川の清冽な水をひいた小川の親水公園です。

 (カメラマンの腕がわるいため、せっかく小川の様子がまったくわかりませんね。後日、もう少し、いい写真をアップします)

 

 

 さて、当事務所の近くにハローワークがありますが、最近、とてもたくさんの人が群がっています。前の道路も駐車場の空き待ちの車列で、ひどい渋滞になっています。

 

つい2年位前までは、日本の企業は、過去最高益を更新したということが珍しくない状態でした。

ただ、一般の国民がそれを実感できていたかというと・・・、答えは「ノー」だと思います。

9割方の人は、親の世代(30年位前)と比べて、仕事をしている時間は長くなったのに、年収は上がらないとか、福利厚生の充実度等が下がったとか、いやそれどころかクビになったとか、要するに「悪化」したと感じているのではないでしょうか。

 

昔は、一部のエリートを除いて、定時で帰宅しても、奥さんがパートにちょっと出る程度で、住宅ローンを普通に組んで、皆、破産することもなく生活していました。

 

今は、夫婦ともに必死になって働いていても、住宅ローンが払えなくなる人が続出しているように感じます。

  

それでは、最高益を出していた、「日本の」企業の利益、お金は、どこに行ってしまっていたのでしょうか。最高益を出していたそのお金が、昔と同じように社会に回っていたら、そんな状態にはならないはずですね。

 

最近、「もの言う株主」(利益を増やし、経費を減らす効率のよい経営をし、配当を増やすように主張する株主)が増えたという話は聞いたことがあると思います。

実は、このことがひとつの答えだと私は考えています。

 

どういうことかというと・・・、以前、企業の利益は、ボーナス、福利厚生、新人の採用による長時間勤務の防止等の形で、その会社の社員(一般の国民)に還元され、「消費」「設備投資」を通じて日本の社会に回ってきていました。

今、大企業の利益は、「もの言う株主」の主張のとおり、「株主」に配当という形で回る率が多くなっています。

反対に、削られているのが設備投資の額、そして、人権費、下請けへの支払いに代表される経費です。

だから、給料は安くなり、アルバイトや派遣などで雇われる人が増えています。また下請の中小企業も大幅なコストダウンのために、人件費や材料費を削ります。

  

ところで、最近20年の不況の間に増えてきた「大株主」は、実は、外国の企業・組織なのです。

つまり、「日本の企業」といっても、この20年の間に「株主」のかなりの部分は「外国の企業・組織」になってきているのです。

だから、単純に「日本の企業」というのは、間違いなのです。

 

これは、過去最高を更新するほどの多額の「日本の企業」の利益(その下請けや受注先にコストダウンという名目でしぼりとった分も含めて)のうち、一定の部分が、即「外国の企業・組織」にそのまま流れていくことを意味します。

そういうことが20年も続いてきたのですから、日本に出回るお金は、昔と比べてかなり少なくなってくるのは、当然ですね。

 

これは違法でも何でもない、正当な経済活動です。もちろん、規制のしようもありません。

 

ただ、私は、日本の一国民として、この国の行く先、人々の生活が貧しくなっていくことに危機感を覚えています。

 

こうした日本の状態(一生懸命、日本の若者が派遣社員やアルバイト、パートとして安い給料で働いた結果、生じた利益が海外に流失していく減少)を変えることはできるのでしょうか。答えは「イエス」です。

少しずつ、しかし確実に、正当に回復する方法はあるのです。

 

それは、日本人の多数が「日本の会社」の安定的な「株主」になることです。

一番いいのは、全ての人が自分が勤めている会社の株主になることです。

例えば、毎月給料の5%に当たる金額を、全社員が、自社の株式の購入にあてることです。

そして、退社した場合にはじめて、その株式を売却するようにするのです(もちろん、持ち続けてもかまいませんが)

 

ちょっと長くなりましたので、今日はここまでにします。

    
2009年06月25日

誤った正義感

皆さん、足利事件はご存じだと思います。今日はその事件の根本に関すること

だろうと思われることを書いてみたいと思います。

足利事件についての今回の一連の流れの中で、元捜査員が、私はまだ

彼がやったことだと信じているという趣旨の話をしていた記事を見ました。

この期に及んでまだそのような発言をしている者がいること自体、本当に悲しく、

情けなくなります。

捜査機関は、被害者のため、正義のためという旗印の下、捜査をしていると

思いますが、それが一歩間違えれば、今回のようなことになってしまうことを

もっと自覚して欲しいと思います。

私も、先日担当した、とある少年事件で、少年に対して、捜査機関が執拗に余罪

(つまり、裁判になっている事件以外の事件)を追及していたことがありました。

少年は、自分がやったことは全部正直に言っているのにも拘わらず、この事件も

お前だ、あの事件もお前だという思いこみの下、捜査機関は彼に罪をかぶせる

ような 捜査を行ったのです。具体的には、警察官の言っている事件等分からない

少年を自動車に乗せ、各事件現場まで連れて行き、ここが現場だからなという

ような感じで全て少年がやったことを前提とする捜査書類を作成したのです

(尚、この書類は私が選任される前に作成されていました)。

当然、私は、そのような捜査は不当であるという抗議を捜査責任者にしましたが、

その際、その責任者は「だって被害者に、事件が解決したという報告をして

あげたいじゃないですか。」というようなことを言っていました。

彼が認めている事件と近い場所で発生しているという安易な理由で、その近辺の

全ての事件を彼のせいにして、被害者に対して、事件が解決しましたという報告を

したいということです。

捜査機関の、被害者のためにという思いから、やってもいない人間に、何らかの

理由をつけて 犯人であると決めつけ、それを前提に偏った誤った捜査が行われ、

その捜査を前提に裁判が 行われ、検察官と一体の裁判官が判決を下す、

ある意味でそういう構図が出来上がっているような気がして仕方がありません。

捜査機関のそのような捜査を質すはずの裁判官が、弁護人の主張を、何の

説得力もない理由で 排斥し、盲目的に検察官に追従している現状は危機的

状況であるといえます。

ある程度刑事弁護をやっている弁護士であれば、誰でもそのような思いを

有していると思います。

裁判員裁判制度が、そのような現状を少しでも打破してくれるのではないか、

私はそのように考えています。

皆さん、裁判員に選ばれたならば、是非、裁判官の顔色をうかがうようなことは

せず、自信を持って 自分の意見を述べるようにしてください。

 

    弁  護  士      齋  藤    守   

 

 

2009年06月24日

クレサラ相談(借金 過払い金相談)について

  弁護士の水谷です。  

当事務所は、借金・過払い金のご相談は、初回30分無料です。

この「無料の範囲で、きちんとした相談はできますか」とよく聞かれます。

以下のような準備をしていただければ、30分でも、内容の濃い相談をすることが可能ですので、ご紹介します。

1 債権者の一覧表の準備

 「どこ」から、「いくら」借りているか、「いつ頃から」借り始めたかを簡単にまとめたもの

 

 例えば・・・

   アコム  30万円位  2005〜

   武富士  50万円位  2003〜

   レイク  30万円位  2008.11〜

   

 

2 家族のこと

  記入例・・

  本人

  妻

  子供(1人 18歳 高校3年生)など

 

3 家計の状態(1月の家計の収入と支出をまとめたもの)と返済にあてられる額

   記入例・・ 

    収入

 本人の給料 アルバイト  20万円

 妻の給料  パート     4万円

 その他   

   

     支出

 住宅ローン    6万円

 光熱水費  4万円

駐車場代  1万円

 食費    5万円

 教育費   1万円

 車のローン 2万円

 

 返済にあてられる額は(2万円は余裕をみて)3万円くらい 

 

4 財産とローン、残したいかどうかの希望

    例・・

  自宅・・・ 価値 約1800万円位、ローン残高1500万円 残したい

  車・・・・ 価値 35万円位   ローン残高40万円  残さなくてもいい

   正確に思い出せないところは、おおまかな数字でもいいのです。 これだけでも、相談時間は10分〜40分位かかります。 もし何も準備されずに来られたら、この聞き取りだけにかかる時間がもったいないですね。 人によっては聞き取りだけで無料時間が終わってしまうことになります。  ぜひ、準備して、相談していただくことをお勧めします。      
2009年05月29日

後見人

NEC_0088.JPG

ごぶさたしております。

弁護士水谷です。

お知らせをひとつ。

横浜弁護士会相模原支部では、積極的に支部の弁護士を「後見人」として推薦していくことになりました

「後見人」とは、ものすごくかんたんに言うと、

認知症などになって判断する能力がなくなった方の代わりに

 1 財産の管理(支払い)

 2 契約

などをして、その方が騙されてお金をとられたりしないように保護する役をする人のことです。

 

 ご家族がいて、全員の意見が一致している場合は、ご家族の誰か一人が後見人なることが多いようです。

 反対に、頼れる方がいないとか、いてもご家族どうしで意見があわないとか、どうも誰かにお金を取られている様子があるなどの場合は、第3者が後見人になる必要がでてきます。 

 

 最終的に後見人を決めるのは、裁判所になります。

  

 ところで、色々なところで話をうかがってみると、これまで弁護士は報酬の面も含めて敷居が高かったようです。

 現実には、内容にもよりますが、通常の報酬は、月額3万円〜(いわゆる生活保護受給者等の収入が低い方の場合で必要性がある場合はもっと低い額になることもある)であり、イメージほど高くはないのではないかと思います。

 

 相模原では、地域のためになる活動、市民のためになる活動、社会のためになる活動を積極的にやっていこうという弁護士が多く、後見人についても積極的に推薦していく方針をきめることができました。

 なお、当面は、裁判所や公共団体からの推薦要請等に対応する予定ですので、一般市民の方で、「弁護士に後見人を頼みたいけれど、つてがない」という場合、まず、裁判所に申立てをしてください。

 

 

  

 

 

 

 

2009年05月06日

GW

世間一般はGWといういうことで、あちらこちらに出かけているようですね。

私はというと、出かける予定はなく、家で勉強したり、昨日今日は事務所に

出てきて仕事をしたりしています。何か一抹の寂しさを覚えますもうやだ〜(悲しい顔)

それにしても高速道路の渋滞がすごいですね車(RV)私に言わせれば

「拘束道路」といったところでしょうか。

間違いなくETC割引きのためなのですが、環境問題の側面からみれば

手放しでは喜ぶことができないのではと思ってしまいます。

しかも、ETCが飛ぶように売れている、その恩恵を与っているのは

天下り役人のような気が・・・パンチ

昨年までは家族皆が新幹線で新幹線という人達も、今年はETCを購入して

自動車でというようになっているのでしょうね。

ちょっと変な方向にいっていると感じるのは私だけでしょうか。

良好な自然環境なしに、人間は健康な生活ができないという

当たり前のことを再認識して欲しい今日この頃です。

お金よりも健康、これは皆さん分かっていると思うのですが。

「何十年か後のことよりも、目先のことが大事なんだ」と言われてしまえば

それまでですがね目

 

   弁  護  士    齋  藤    守

 

 

2009年04月08日

春本番

やっと春を感じることができる気候になってきましたね。

当事務所近くの、相模原市役所の通りにすごい数の桜が植えられて

いるのですが、その桜が本当に綺麗ですぴかぴか(新しい)

特に今年はいつもの年と比べて、桜の色がいいように感じます。

芸術分野の能力ゼロ、美的センスなしの私が言うので間違いは

ないです。

今週中が見頃だと思いますので、相模原市役所近くまで来ることが

できる方は、是非一度見にいらしてください。

相模原っていいところだなとの感想を持っていただけると思います。

なお、デジカメで撮影した写真をアップする等という芸当は私の能力を

超えているので、その点はご理解くださいわーい(嬉しい顔)

 

    弁 護 士   齋  藤   守

2009年03月06日

仕事管理

当事務所では、受任する事件内容や種類について、基本的には

制限を設けていませんが、現在は債務整理、離婚が圧倒的に多いような

気がします(実際きちんと調べた訳ではないのですがドコモ提供)。

それに加えて、私は刑事事件も受任していますが、どういう訳か依頼者である

被告人が横浜拘置支所に大集合しています。

現在私が受任している刑事事件は6件ありますが、そのうち5件つまり5人の

被告人が横浜拘置支所におります。

勿論打ち合わせ等のために、被告人に事務所まで来てもらうことはできないので

(この点が民事事件と違うのです・・目)私が会いに行くしかないのですが、

横浜拘置支所は横浜市の港南中央という場所にあるため、相模原からだと

かなり時間がかかります。

出来る限り、1日で少なくとも2人に会うというようなスケジュールを組もうと

しているのですが、他の事件の関係もあってなかなか思うようにはいきません。

今更ながら、時間管理、仕事管理の大変さを実感しています。

今日は何とか2人に会うスケジュールを組むことができましたので、

今から接見に行ってきますが、 こういう日に限って雨なのは、日頃の私の行いと

何か関係あるのでしょうか・・雨

 

    弁  護  士   齋  藤    守

2009年02月13日

連日開廷

1月26日から2月6日まで私は事務所を留守にしておりました。

それというもの、横浜地裁本庁で刑事裁判の連日開廷を行っていたからです。

勿論相模原から毎日本庁まで通うということは無駄(不可能?)なので、

2週間ホテル暮らしをしておりました。

今年の5月21日以降に起訴される(法で定める)重大事件について行われる

裁判員裁判では、連日開廷を行うことが要求されているので、今回の事件も

それに倣って、弁護側から連日開廷の申請を行った結果、実現に至りました。

実際上10日間かけて裁判が行われたわけですが、連日開廷は弁護側に

とって有利になることはあっても、不利になることはないというのが私の率直な

感想です。

確かにその間、他の仕事ができずに、今週事務所に来てみたら、

机の上が大変なことに なっておりましたが・・・ふらふら

これから、裁判員裁判が実際に始まるまでに3ヶ月くらいありますが、

もしこのブログをみている、現在公判前整理手続の終盤にさしかかっている

弁護人がおりましたら、連日開廷の申し出 をしてみるのも一つの手だと

思っております。準備が大変でしょうが、得るものは必ずあります。

裁判員裁判については賛否両論ありますが、実施することが決まった以上、

それに向けた準備をすることが実務家としての義務だと思います。

私も様々な研修等に参加して、スキルアップをしていきますグッド(上向き矢印)

 

  弁 護 士  齋   藤    守

 

2009年01月10日

新年の挨拶

遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

新年から、仕事が大変なことになっておりますふらふら

最近、絵文字を使うことが出来るようになりましたが、適切な絵文字を使うことが

できているかどうか不安です目

今年は、何とか月に一度はブログ更新をしようと思っております

(何と志の低い誓いなのだ・・パンチ

 今年も当事務所をよろしくお願いします。

 

   弁  護  士    齋   藤     守

2008年12月31日

挨拶

全然ブログを更新しない日々が続き、事務所を閉鎖したのかと思われている方が

いるかもしれませんが、何とかまだやっております。

事務所としては、平成20年12月27日〜平成21年1月6日まで休みとなって

おりますが、私は今日まで仕事です。いろいろやることがあって、何とか年内に

目途をつけておきたいという理由ですが、現在まで目途がつけられていませんがく〜(落胆した顔)

しかも、この後、刑事事件の関係者との面会→被疑者接見という仕事があります。

でも、自分が夢見てやっと就くことができた仕事なので、不思議と嫌々感はありません。

とにかく、事務所として今年も何とか乗り切れたことで、ホッとしています。

皆様方、来年もよろしくお願いいたします。

 

   弁  護  士    齋  藤    守

2008年10月30日

離婚と子供のケアなど

(離婚と子供についてのシンポジウムのお知らせ)

 NEC_1030.JPG

 

 離婚するときに一番問題になることが多いのが、慰謝料・財産分与などの経済問題と親権・面接交渉権などのお子さんに関する問題ですね。

  特に、お子さんの心の問題というのは、親御さんにとって一番気になることだと思います。

 11/15(土)霞ヶ関の、東京弁護士3会の弁護士会館の2階講堂において、日本弁護士連合会の主催で、「離婚と子供3」と題して、「子供にとって一番いいこととは何か、離婚後の親子のあり方、あるべき法制度」などを考えるという会が開かれます。

 

 明日(10/31)までに予約すれば臨時保育も申し込めるようです。

  参加費、資料代は無料

 参加のみの場合、事前申込不要

 

 です。一般の方も多く参加されているようですので、ご興味があったら、足を運んでみられてはいかがでしょうか。

 

  (不育症講演会のお知らせ)

 以前にも、ご紹介したことがありますが、不育症についての講演会が開かれます。

 会員以外の方も、参加できます。

  参加費等、詳細はこちらです。 ↓ 

 http://www.heartbeatclub.jp/index.html

 

  弁護士 水谷 里枝子

2008年10月24日

裁判官ドラマ(NHK) はじまります!

judge1.JPG 

  

 弁護士の水谷です。

 今日は、ドラマの宣伝をひとつ。

 

 今年も、裁判官のドラマがNHKで放送されます。

 昨年の「ジャッジ」が好評だったようで、今年は、この続きものになったようです。

 昨年のドラマは、裁判官役が、イケメンすぎるという点を除いて、なかなかよくできていたドラマです。

 ちなみに、このドラマは、昨年のものも、今年のものも、私が裁判所で働いていたときに大変お世話になった先輩裁判官が監修しています。

 この先輩は、大阪系のおもしろい(裁判官には珍しいタイプ)方でもありました。

 きっと、今回のドラマも、楽しいものに仕上がっているもの思います。

 ぜひ、一度、ご覧くださると嬉しいです。

 今週(10/25)から毎週土曜日の夜9時から、NHK総合で、放送です。

  

 

2008年10月03日

横浜弁護士会新聞

  水谷です。 

  横浜弁護士会新聞で、当事務所の齋藤弁護士が紹介されましたので、お知らせします。

   NEC_0133.JPG 内容は、裁判員裁判の模擬裁判の第一回の様子ですが、齋藤弁護士や前に当事務所に在籍されていた岩城弁護士らが演じた弁護人役が、裁判官(本物です)からも絶賛されています(^.^)。

 ご本人達は謙虚で、全くお知らせしないようなので、水谷が代わってお知らせ致します。

 

 

               

2008年10月03日

証拠開示の話

先日、最高裁の決定により、警察官が自宅に一時保管していたメモも証拠開示の対象になるという判断がなされました。

皆さんはこの点についてはよく分からない、何のこっちゃと思われていると思います。

しかし、刑事弁護人にとっては画期的な判断であり、今後の裁判員裁判を含めた弁護活動にも 大きな影響(もちろんプラスの影響ですが)を与えると考えています。

通常、犯罪が発生した場合、犯人と疑われる者を逮捕し、捜査の過程で証拠収集をしてその者を有罪に持ち込むことができると考えられる場合、検事が起訴をします。 つまり、検事の下に全ての証拠が集まってきます。

当然その中には被疑者にとって不利なものだけでなく有利なものも存在します。

本来の検事の姿からすれば、有利な証拠も考慮して有罪に持ち込むことができるか否かを判断すべきなのです。

しかし、残念ながら現在の検事はほとんどそのような姿にはありません。

私は、検事は、被疑者に有利な証拠は隠しておいて、不利な証拠にのみ着目して起訴をしていると思われても仕方がない状況にあると考えています。

 現在、私が弁護人として活動している被告人についても、検事が様々な理由をつけて開示しない状況にあります(これにより手続きは大幅に遅れてもいます)。

検察官が開示をしない最大の理由、それは自分達に不利になるからだと私は確信しています。

 そのような中での今回の最高裁の判断。検察庁はどのように考えているのでしょうか。

 

    弁 護 士  齋   藤    守

2008年09月10日

記録更新

NEC_0131.JPG 

 

すいません。ブログ不更新記録を更新してしまいました・・・。

最近も相変わらず刑事事件を中心に動き回っています。

明日も事務所を午前8時には出発する予定です。

さて、更新をさぼっている間に、福田首相が辞めてしまいましたね。

私は彼には何も期待していませんでしたし、何かできる能力もないと思っていたので、無責任な馬鹿親父くらいにしか思いません。2世議員のお坊ちゃんだから仕方がないと思っています。

しかし、国会議員は続けるという気持ちが私にはわかりません。国民のためを思うのであれば

首相の座についていた方が余程よいと思うのですが・・。羞恥心がないのでしょう。

現在総裁選についていろいろと報道されていますが、誰がなっても同じでしょう。おそらく皆さんもそのように思われているのではないのでしょうか。

出馬している人達は、自分の人気取りのために出馬しており、国民のことなど考えていないと考えてしまうのは、あまりにもひねくれている考えでしょうか。

ともあれ、今後行われるであろう総選挙においては、国民一人一人は自分の利益のみを考えて投票すればよいのですが、その選挙で選出された議員は自分の利益を考えて行動してはならないのです。憲法でも、国会議員は「全国民の代表」であるという趣旨の規定が置かれています。

国会議員の中で、どれ程の人が憲法を理解しているのか疑問ですが、憲法の理念を実現できる国会議員が1人もいないという現状は嘆かわしいものがあります。

私は常々、国会議員という者は、世間一般の考え方とズレているので、一般社会の中で生活することはできないだろう、だから国民が税金で、国会という特殊世界の中で養ってあげているのだと考えるようにしています。

皆さんは国会議員に対してどのような思いを有しているのでしょうか。

   弁  護  士   齋   藤    守

 

 

 

2008年07月25日

オリンピック

来月から北京オリンピックが始まるようです。

「ようです」としているのは、私自身あまり興味がなく、日程等について特段気に留めていないからです。

では何故ブログに書くのか。それはマスメディアに対して警鐘を鳴らしたいためです。

こういった行事があると、決まってテレビ、新聞等のマスメディアは、メダルメダルと馬鹿騒ぎをします。そして、国民もそれに釣られて馬鹿騒ぎをしているように私には感じられます。しかし、日本人選手がメダルを取ろうが取るまいが、国民各人の生活が変わる訳ではなく、少なくとも私の生活は変わりません。それにもかかわらず、過剰なまでのメダル報道には違和感があります。

勿論、オリンピック選手の頑張る姿を見て勇気をもらったり感動をしたいという気持ちは分かりますが、それがメダルメダルとなるのは違うと思います。ましてや、メダルをとれなっかた選手を非難したり罵倒したりすることは言語道断だと思います。

マスメディアは公共的役割を担っていると思うのですが、どうも最近は視聴率がとれればいい、売れればいいというように、商業的側面が前面に出過ぎているように感じられます。これが私1人の勘違いだといいのですがね。

マスメディアに身を置く人達は、もう一度マスメディアの役割について考えてみてはいかがでしょうか。

 

   弁 護 士  齋  藤    守

2008年07月08日

個人賠償責任保険

NEC_0086.JPG 

  

たとえば、教室内で子供どうしで、じゃれあっていて、悪意はないけれど、友達に怪我をさせてしまった・・・とか、マンションで階下に水漏れさせてしまった・・・とか、自転車に乗っていて歩行者にぶつかって怪我をさせてしまった・・・というケースの場合。

 

悪意はなくても、怪我をさせてしまった場合、怪我をした人に対して、法律上は、(本人や親が)損害賠償責任というお金を支払う義務が生じることになります。

 

けれど、車の保険には入っていても、こういうケースをカバーする保険に入られている方は少ないのではないでしょうか。

 

昔だったら、今のように、相手にお金を請求することは少なかったのかもしれません。被害者は、いってみれば泣き寝入りしていたわけです。しかし、現在は、権利意識も高くなってきて、知識も普及していますから、しっかり損害賠償を請求されることは決して珍しいことでは無くなっています。

 

請求金額も、何万円といったものから始まり、ケースによっては何千万円(!)という金額になることがあり、とても一般市民が個人で負担できる金額ではないことすらあります。

 

こうしたケースをカバーする保険が、個人賠償責任保険です。

 

 弁護士として法律相談を受けていると、やはり、この保険に入られていれば・・・、と残念に思うケースに比較的よく当たります。

 

 私は、保険会社の顧問をやっているわけではないので、決して、保険会社の利益のためにいうのではないですし、例えば、生協や共済の傷害保険に付帯して入る場合、1ヶ月の掛金は、個人賠償保険については、月額たった200円(!)程度で、家族全員に1億円の保証がつくこともあるようですから、そもそも、保険会社にとっては、たいして利益になる商品だとも思えません・・・。

 しかし、反対に加入者にとっては、比較的、安い金額で安心を買える商品なのではないかと思います。

 

 ここまで読んだ方、是非、個人賠償責任保険に入りましょう!

 

  弁 護 士  水  谷   里 枝 子

2008年06月27日

模擬裁判

前回私がブログを書いてから約2ヶ月経ってしまいました・・・。

6月18日と19日に模擬裁判というものが行われ、私はその弁護人の1人だったこともあって、準備等に追われていました。

皆様も知ってのとおり、平成21年5月から裁判員裁判制度が始まることとなりましたが、今回はその予行ということで「模擬」裁判が行われた次第です。予行といっても、裁判員は本番と同じく一般市民の中から選任され、事件も実際あったものを被告人の名前等を変えてして行われたりしたため、正に本番そのものでした。

今回の事件は情状事件、つまり被告人が犯した事件そのものは認めて争わず、事件に至る経緯や事件後の事情等を主張して、それらの事実を判決に反映させてもらうべく活動する事件でしたが、予想どおり(予想以上?)弁護側には厳しい判決内容となってしまいました。一般の人達は、被告人が事件自体を認めている場合、「何でこの被告人の刑を軽くしなけらばいけないの?だってこの被告人は事件を起こした張本人でしょう?」という素朴な処罰感情を持つことが予想されましたが、今回の事件でそのことが現実となったように思います。

今後裁判員裁判においては、情状事件についての弁護活動をいかに行うかが一番の難題だと思います。

 

  弁 護 士   齋   藤     守

2008年06月25日

詐欺被害者救済の法律が施行されました

水谷です。

先日、「振り込め詐欺」の場合の裁判のやり方について、書いたばかりなのですが、新しい法律(犯罪利用預金口座等に係る資金による被害回復分配金の支払等に関する法律)が、先週の土曜日6/21から施行されました。

 

この法律によって、被害者代理人の弁護士も、「銀行口座の凍結」ができることになりました。

また今後、裁判をしないで被害金を銀行から返してもらえることも、ケースによって可能になりました(しかし、犯人がお金を引き出してしまった後などは返してもらえないことになります。)。

 入金した被害者が1人だけの場合などは、特に、この法律により簡易に、費用も低額で、被害金の返還をうけられることになりましたので、お心当たりのかたは、利用されるといいと思います。

2008年06月12日

裁判官から弁護士になった理由は・・・

弁護士の水谷です。

 

よく、「どうして、裁判官から弁護士になったのですか」ときかれます。

私の場合は、自分の「不育症」の検査・治療のためでした。

そもそも、「不育症」という言葉をきいたことがない、という方も多いと思いますが、何らかの原因で流産をくりかえしてしまう病気のことをいいます。

この「不育症」に関しては、不妊症とちがって、専門的な先生が非常に少なく、勤務地を選ぶことができない公務員という立場では、専門医のいる病院に安定した状態で通うことが難しかったのです。

私の場合は、たいへんありがたいことに、弁護士になって1年ほどで、東海大学病院の杉先生のご指導で、子供を授かることができました。 

 

そのときに、とてもお世話になったNPO法人で、近々、「不育症(習慣流産)と(治療のための)薬」について勉強会が開催されますので、ご紹介いたします。

 http://www.heartbeatclub.jp/cgi-bin/htm/study.htm

まだ、参加人数に余裕があるとのことですので、ご参加希望の方は、どうぞ↑まで。

 

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  6/30 追記

 

 勉強会は無事に終了したそうです。

 なお、不育症に関する専門的な知識・経験をお持ちの先生という意味で「不育症専門医」と上記で記載しましたが、「専門医」と正式に呼ぶことができるのは、国家試験を通った場合だそうてず、そして、不育症に関しては、現在、国家試験はなく、正確には、「不育症専門医」は存在しないそうです。

 そこで、上の記載は、不育症専門医→不育症の治療に詳しいお医者さん

 と訂正したいと思います。 

 

 

2008年06月09日

振り込め詐欺の場合の判決など

弁護士の水谷です。

 

今日、弁護士会の消費者問題のメーリングリストで、詐欺被害の場合の証拠について、質問があがっていました。

やはり、最近の特徴のひとつである、銀行振込が利用されており、その口座から金銭を取り戻したいが、そこの口座名義人が犯人とは別人であることが、仮差押えや差押えでネックになりそうなので、どうしたらいいかというものでした。 

 

私も、昨年、詐欺の被害者のために、、少しですがお金を取り戻しました。

その時の経験や、昔、東京地裁民事21部(執行部)にいた経験からすると、こういうときは、被告を「犯人」ではなく、「預金口座の名義人」にするのが、後々のことを考えるとよいです。

この場合、請求原因を「不当利得」にし、請求金額を振り込んだ金額にすれば、請求が認められるのも難しくはないです。 

差押えや仮差押さえの場合、対象となる財産は、被告(相手方)の名義であることが、大大原則であり、ここを動かすのは、かなり難しいと考えたほうがいいです。

こういう訴訟の場合、とにかく、お金が現実に戻ってこないことには意味がないので、差押えから逆算して訴状や、仮差押さえの申立書を起案する、という視点が重要だと思います。

こういう犯罪に利用される口座は、ネット等で売買されているもので、口座名義人は無関係であるのが実体なのですが、たいてい住所も実体がなく、訴訟は、公示送達、欠席判決になり、反論などは出されないものです。

 弁護士としては、一度は、所在調査を覚悟しなくてはならないところがつらいところですが、勉強だと思って、一度やってみると、人生勉強にもなると思います。

  

 また、振り込め詐欺など、犯罪性が明らかな場合は、直ちに警察に連絡して、預金口座を凍結してもらうことも大事です。

 そうしないと、お金を引き出されてしまい、弁護士に頼んだときには、空っぽになっていることもあります。 

 この手の犯罪では、犯人を逮捕してもらうのは難しい場合も多いですが、預金口座の凍結に関しては、すぐに警察に相談されることが、とても有益だということは覚えておかれるといいと思います。

 以下に、参考になるかわかりませんが、そのときの訴状の概要を載せます。

 

 

 請求の原因

第1  当事者
 原告は、主婦であり、いわゆる「振り込め詐欺」の被害者である。
 被告は、原告とは一面識もない人物であり、今回、原告が被害にあった振り込め詐欺の振込先口座の一つ(別紙記載@の口座)の口座名義人である。

第2 事案の内容
 1 振り込め詐欺の被害について
 原告は、従前、○○に罹患し、入院治療中であったが、最近、退院し、自宅にて安静加療中であった。
 そうしていたところ、平成△年△月△日、突然、入院治療費の還付金があるという電話が自宅にかかってきた。
 相手方が、原告の入院の詳細な事実を相手が知っていたために、原告は、還付金の話を本当のことであると信じてしまい、相手方に急かされるままに、同日午前中に銀行に赴きATM操作させられているうちに、ふと気づいた時には3件合計172万5932円の振込入金をしてしまった。
 原告が振込入金したのは、いずれも相模原市内の□□銀行のATM端末からであり、各振込先及び各振込金額については別紙のとおりであり、原告は、被告に対し、合計2件、合計金29万9427円を振込入金してしまった。
 その後、原告が病院等に確認したところ、そのような還付金の事実はなく、振り込め詐欺の被害にあった事実が判明したものである。
 2 被告の利得及び因果関係
 今回、被告名義の銀行口座に、原告が上記金額を振込入金していることから、被告が法律上の原因なくして振込入金額と同額の利益を得たこと及び、当該利得と原告の損害との間に因果関係があることは明らかである。

第3 その後の経緯等
 1 振込先口座について
 この、振り込め詐欺事件については、現在、◎◎署刑事第一課知能犯係で鋭意捜査中であり、担当警察官によると、振込先の口座は犯罪に使用されたという理由で、いずれも凍結中とのことである。なお、銀行担当者の話では、具体的な金額については明らかにできないが、いずれの振込先口座も残高はあるが、その額は、原告が入金した金額よりも少ないとのことである。
 2 銀行の対応と原告のおかれた状況
 なお、これまで、原告は振込操作を行った市内の□□銀行を通じて、上記2銀行に対し、振込の組戻しの依頼を行ったものの、いずれの銀行もこれに応じていない。
 このため、原告は、振込先口座の名義人を被告として不当利得返還請求訴訟を提起し、その勝訴判決をもとに、当該振込先口座を差し押える必要が生じたものである。
 なお、原告は、被告とは一面識もなく、被告(口座名義人)の住所は全く知り得ない状況であったため、代理人が上記2銀行に対し、振込口座の口座名義人の氏名(漢字)及び住所を弁護士法23条の2に基づき照会し、被告肩書地の住所が判明した次第である。
第4 まとめ
よって,原告は、被告に対し、不当利得返還請求権に基づき前記第2の1記載の金額の支払いを求める。
                 以  上

2008年05月27日

結婚披露パーティー

NEC_0090.JPG 

先日、大学時代の友人の結婚披露パーティーがありました。

会場が、ペニンシュラホテル東京(日比谷)であったため、久しぶりに東京にいってきました。

幸せそのものの友人と、素敵なだんな様(なんとカメラマンだそうで、10年間NYで活動し、現在は、日本で、化粧品の広告用に外国人女性の写真等をとるのを主な仕事にされているそうです) にお会いできたのは、本当に、嬉しい出来事でした。

私の周りには、アーティスト関係の知り合いはほとんどいないので、つい、希少な野生動物を見るような興味深い気持ちで、素敵なだんな様にいろいろ質問などしてしまいました(少し反省しています)・・・。

 

また、1年ぶり位で会った友人や、15年ぶりで会った同期とも、旧交を温めることができました。

それぞれ、名だたる大手企業、官庁の官僚、大手渉外法律事務所などで、過労死するのではないかと心配なくらい働いていたり、場合によっては、ちょっとお気楽に司法修習生だったり、ロースクール生だったり、主婦だったりで、多種多様な現在ですが、話してみると、昔とかわっておらず、こころ楽しい気持ちになりました。

 

そのうちの一人は、昨年、日経新聞でも紹介され、現在、某大学で政治学の研究をしているそうで、中公新書から「首相支配」という本を出したそうです。

        http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121018451/ref=ord_cart_shr?%5Fencoding=UTF8&m=AN1VRQENFRJN5

私などのように、一部執筆ではなく、最初から最後まで、全部、自分で書かれていること、しかも、それが、自分の研究の成果だということですから、本当にすばらしいことだと思いましたので、ご紹介します。

 私もこれから、入手して、読んでみるつもりなので、政治に興味おありのみなさまも、ご一読くださると嬉しいです。

 

                                弁護士 水谷 里枝子

2008年05月13日

貸金業ルールブックできました!

001.jpg 

おひさしぶりです。

またまた更新をおさぼりしていた水谷です。

あっという間に5月になってしまいました。

齋藤先生は、ゴールデンウィークは、記録を読んで過ごしていたようですね。

私も、裁判官時代を思い出し、懐かしい気持ちです。

裁判官は、ほぼ3年に1度、だいたい4月に転勤があるのですが、その度に、すべての担当事件が新しく変わります。そうすると、ゴールデンウィークは、ちょうど、その新しい事件の記録を読んで過ごすことになるのです。

弁護士は、転勤がないので、その点、合理的でいいですね。

 そうそう4月の終わりに、「貸金業ルールブック」という本が出ました。

 私も、一部を執筆させていただきましたので、こちらで宣伝させてください。

 ただし、貸金業の社員向けですので、弁護士向けではありませんので、その点はご容赦ください。

  002.jpg こうやってみると、かなり地味ですね。 うむむむむ。

 

    

 

                    弁 護 士  水 谷 里 枝 子

 

 

2008年05月02日

GW

今年も鯉のぼりの季節がやってまいりました。

私のGWの予定は、全て事件記録の読み込みで埋まっています。

司法試験受験生の時は、目前に迫った(毎年5月第2週の母の日に行われる)

択一試験の勉強でひきこもっていましたが、今年は久しぶりに引きこもりそうです。

合格できたからこその苦しみ(?)と思えばなんていうことはありませんが、

仮に私が結婚をして子供でもいようものならば、そうは言っていられません。

今のままでよいの否か・・・。合格後も悩みは尽きません。

 

   弁  護  士    齋   藤       守

2008年04月22日

朝型人間

猫型ロボットといえばどらえもんですが、朝型人間といえば
私こと齋藤守と言えるくらい私は朝型です。
因みに本日の起床時間は午前4時50分です。
事務所には午前6時30分前には来ていました。
私は、小学生の頃から朝は滅法強く、反対に夜は超弱々です。
勿論受験時代も朝7時には机に向かっており、夜10時には
布団に入るという生活をしていました(朝型バイトもしていました)。
ですから、徹夜で勉強するという人のことを聞くと、関心してしまいます。
今このブログを書いている時点で、多少頭がボーッとしています。
よく年齢を重ねるにつれて朝型になると言われますが、
それだと私の場合は小学生時代から「おじいさん」ということになります。
当たっているようないないような・・・。
今日は、当番弁護の担当日で1件依頼があったので、これから警察署へ
(現在午後6時46分)接見に行ってきます。
帰りは何時になりますかね。

   弁 護 士  齋  藤   守
2008年04月12日

鹿児島報告

先週の土曜日つまり4月5日、鹿児島県で志布志事件のシンポジウムが開催され、
私も参加してきました。
志布志事件というのは、例の犯罪でっち上げ事件であり、皆さんもご存じだと思いますが、
刑事事件のみならず、その後の国家賠償訴訟でも勝訴している事件です
(つまり損害賠償請求権も認められました)。
当日は、志布志事件の被害者の方の多くが参加をしており、シンポジウムの中で
直接声を聴くことをできませんでしたが、弁護人、代理人を通じて様々な報告がなされました。
その中で印象的だったのは、今回の刑事事件で無罪判決が出たのは、「運が良かっただけ」
という弁護人の言葉でした。
その言葉の中身は、判決結果だけ見れば「無罪」というものですが、今回は偶々被告人側に
有利な客観的証拠や状況があっただけで、判決内容においては、実際、過酷な取調状況下に
おいてなされた被告人の供述には、任意性、つまり外部的な影響を受けずに自分の意思に
基づいてなされたという判断がなされている、このような状況の中で、仮に被告人側に
有利な証拠・事情が存在しなかった場合であれば、判決結果は有罪となっていても
全く不思議ではないというものでした。
私も、今回の判決において、自白の任意性は認められているということは認識していましたが、
改めて、実際裁判に関わっていた弁護人の口から直接聞くとある意味でショックでした。
裁判官はどの程度の脅迫等があれば、任意性を否定してくれるのでしょうね。
やはり裁判官全員に、身柄拘束研修、取調(勿論取調を受ける側)研修をしてもらうべきですね。

  弁 護 士    齋  藤  守
2008年03月20日

取調の可視化

本日は出勤しております。

最近、えん罪事件の多発、裁判員裁判開始を控えての影響もあってか
取調状況を可視化せよという意見をよく聞くようになりました。
みなさんは取調の可視化と聞いて、「あー、取り調べられている人の状況を
録画・録音するのだな」と想像すると思います。
そして、その前提として、当然取調状況の全部、つまり全ての取調の、最初から
最後までを録画・録音するのだなとの理解があると思います。
しかし、その考え方は間違っています。少なくとも横浜では違います。
昨年、私は、刑事弁護委員会制度改革部会が行った、検察庁での録画・録音装置の
見学会に参加しました。
参加する前までは、検察庁もやっと取調の全面的可視化に踏み切ったのだな等と
今思うと安易に考えていました。
しかし、見学会と共に行われた説明会では、取調状況の録画・録音は、被疑者が
自白をした(自白に転じた)正にそのときではなく、後日改めて、「あなたは
先日○×の事実について自白しましたね」「はい、しました。」という場面を
録画・録音するというものでした。
取調の可視化は、密室での不当な取調による自白強要の危険性を排除するため、
そして、自白の任意性(自白が脅迫等によるものなのか否か)についての争いを
少なくするために行われるはずなのに、肝心の「否認から自白に転じたその場面」の
録画・録音がなされないとは驚きでした。
私は、今まで取調の可視化という言葉の意味を、自分の勉強不足のために
勘違いしていたのではないかと思い、見学会後、神奈川を代表する刑事弁護の
神様K先生に聞いてみたところ、やはり私と同じ認識を持たれていました。
世間に対しては、取調の可視化という響きのよい言葉を使用しながら、
実際はほとんど意味のないことを実行しようとしている検察庁。恐るべしです。

取調の可視化に興味や意見のある皆さん、今後は「取調の全面的可視化」を求めて
署名活動等の運動を行ってみてください。

  弁 護 士    齋  藤    守
2008年02月29日

少し暖かくなってきました

2月も、今日で終わりですね。
最近、すこし暖かくなってきて、寒がりの私は助かっています。
20080217122233.jpg
 近頃は、いろいろと考えさせられる心に重い事件がいくつかあり、ブログを書く気持ちの余裕がありませんでした。

 詳しいことは書けませんが、犯罪の被害者に対し、刑罰(懲役刑)を受けたあとにもかかわらず、弁償金を支払う法的義務はない(違法性はない)と発言してはばからない犯人とか、その犯人を監督する義務がある雇用主(某地方公共団体)から「当事者の私的なこと、関係ない」という発言がでたりとかです。
 ちなみにこの犯人は、刑事裁判のときは、お金を払うから示談して欲しいと申し入れ、「反省」の手紙を送っていたようです。

 
 もし、今回の件と訴訟活動の内容がマスコミで報道されたら、両者ともマスコミからも世論からも、相当たたかれると思います。しかし、性犯罪等については、被害者の意向でマスコミへのリークがないことが多いので、このような訴訟活動がされているのでしょうか。
 

 いまは、一昔まえと違って、犯罪被害者の立場は、強くなってきてはいるとはいえ、現状はこれぼと過酷な状態におかれているとは・・。

 せっかくあたたかくなってきたというのに、お寒い話です。

 話は変わりますが、最近、4年ちょっとで過払金が発生した方がでました。たぶん、いままでの最短記録更新だと思います。こちらは、ちょっと嬉しいおはなしでした。


   弁 護 士   水  谷   里 枝 子
 

2008年02月14日

遠征

前回のブログで、東京地裁での裁判のことを書きましたが
(因みにその日は、同期の同じクラスで、クラス内結婚をして
幸せいっぱいな友人1名に会いました)、本日もこれから横浜で、
とある訴訟の弁護団会議に行ってきます。
その後1度相模原に戻ってきて、再度夕方からまた横浜へ行く予定です。
相模原も十分都会だと思うのですが、横浜への移動時間を考えると・・・。
勿論電車内では勉強をします。
弁護士にとって忙しいことは有り難いことなのか、紛争が多くて憂うべきことなのか。
とにかく今日も1日頑張ってきます。

  弁 護 士  齋  藤   守
2008年01月31日

早いもので

今日で1月も終わりです。
テレビで箱根駅伝を見ていたことが約1ヶ月前であったということが信じられません。
今日はこれから東京地裁に行って参ります。
勿論仕事のためなのですが、実は弁護士になってから初めての東京での訴訟です。
私は、司法修習生の時には東京修習だったので(司法試験に合格し、司法研修所に
入った後実務修習なるものがあり、その修習地が東京だったのです)、ほとんど
毎日のように東京地裁には行っていたのですが、弁護士になってからは初めてです。
私は、横浜地裁相模原支部での裁判がほとんどで、時々小田原支部そして本庁に行きますが
東京地裁は訴訟関係人、傍聴人の数からして異質のものがあるように思います。
知り合いの多くが東京で仕事をしているので、もしかしたら久しぶりの再会という
感動的な場面があるかも・・・。
それでは行ってきまーす。

  弁  護  士   齋  藤    守
2008年01月07日

あけましておめでとうございます

私は、本日が仕事始めでした。
昨年は、家族や齋藤先生、事務スタッフなど身近な方々も含めて、周りのみなさまに本当にいろいろとお世話になった一年でした。
心より御礼申し上げます。

本日は、仕事始めにふさわしい、比較的穏やかな一日でした。
常に、こうした状態が続くと嬉しいです。

それでは、本年もよろしく御願いいたします。

 弁護士水谷里枝子
2008年01月04日

挨拶

事務所自体は1月7日(月)からなのですが、私は年末に少年事件を
受任したため、今日が仕事始めとなりました。早速横浜少年鑑別所に
面会に行ってきました。

齋藤・水谷法律事務所を立ち上げて早1年。
昨年は様々な面で関係各位の皆様に対して、迷惑の掛けどおしであった
ような気がします。
今年は、そのようなことが減少するように(全くなくなることはないと思います)
努力をしていく予定です。
今年1年よろしくお願いいたします。

 弁 護 士   齋  藤    守
2007年12月26日

忘年会

少し(かなり?)遅すぎる感ももありますが、忘年会の季節ですね。
私も12月に3件忘年会をしました。
そのうちの1件は、12月でなくとも3ヶ月に1回は飲み会をしている
大学時代の同級生(合計4人)と飲みました。
私は2浪して大学に入学しているため、他の3人よりも年は上なのですが
その3人は私に対する尊敬の念など全くなく、下手をすれば私が後輩なのでは
ないかというような対応をしています。
ほとんどが、中学校教師をしているO森、アパレル関係の会社に勤めているO田、
金融機関に勤めているW辺というメンツで飲んでいるのですが、いろいろな話を
することで、かなりストレスを発散することができています。
こういうときには、大学に行ってよかったと思っています。
大学に行かなければ、少なくともその男達とは知り合うことがなかったのですからね。
また来年の1月に新年会を行うということになっています。
さて次回はどのような話題がでるか・・・というところですが、
振り返ってみると、毎回同じような話題をしているような気がします。
4人には未来がないのかも。

  弁 護 士    齋  藤   守
2007年12月20日

スタッフの変更について

PICT4882PEx43Sss.JPG<お知らせ>
 これまで、当事務所で勤務されていた事務員の方が、それぞれのご家庭の事情で、残念ながら今月までに退職され、新たに2名の方が勤務を開始しました。
 新しいメンバーは、まだ、慣れないことも多いため、なにかとご迷惑をおかけするかもしれませんが、などうぞよろしく御願い致します。

<雑感>
 支部サミットがようやく終わりました。準備はたいへんでしたが、裁判所の抱えている問題点が、よく理解でき、有益なものでした。

 最高裁の予算とりが下手なため、裁判所は、とても少ない資金で効率を追求しており、結局、しわよせが、裁判所利用者(市民)にきているということです。

 結果、裁判を自ら利用する市民だけでなく、裁判員制度で強制的に裁判所にくることになる市民や、犯罪の被害者(高齢者や体の不自由な方)までもが、遠くまで出かけさせられることになっているということや、支部を利用する市民は、なかなか裁判がおわらないなどのデメリットを受けているということがわかりました。

 たとえば、相模原の津久井に住まわれている方が、裁判員に選ばれてしまった場合、津久井から3日連続で朝8時までに横浜市の関内にある横浜地裁に到着する必要があるのですが、片道2時間くらいはかかるのに、本当に大丈夫なのでしょうか。せめて相模原支部であれば・・。と心から思います。

 そうそう、先週の週末、東京地裁の現役裁判官とお話する機会がありました。写真はいただいたケーキです。
 その方のお話では、いまは裁判員制度の関係でお金が必要なため、それ以外の部分の経費が、大幅に削られ、裁判官も民事から刑事にたくさん移っていて、民事部の裁判官の負担が多くなっているとうかがいました。

 裁判所には、効率をよくするためにがんばるのではなく、予算とりの方をがんばってくださいといいたいです。

 裁判所が、少ない予算でがんばればかんばるほど、市民にとっての負担は、どんどん増えるのですから。 
2007年12月13日

終わりました

前回のブログに書いたように、先週の土曜日に、相模原市の
けやき会館で「第5回首都圏弁護士会支部サミット」なるものが
開催され、無事終了いたしました。
当日は180名を超える参加者の下、私と水谷が寸劇をしました。
写真は後日アップできると思いますが、私が被疑者・被告人役、
水谷がその弁護人役でした。
当日、2人の「芝居」を見ていた人達が、今後うちの事務所の依頼者と
なってくれるのか否か甚だ疑問ですが、とにかく無事に終わって何よりです。
今回のサミットのテーマである「合議制」が、横浜地裁相模原支部で
行われていないことの不都合性について、少しは分かっていただけたのではと
思っています。
今後も何らかの形で合議制についてアピールしていきたいと考えています。

 弁  護  士   齋  藤    守
2007年12月01日

休日出勤

とうとう11月は1回もブログを書きませんでした・・。
月日が経つのは早いものです。

今日は土曜日で、事務所自体は休みなのですが、私は出ています。
勿論仕事をするためです。
私は刑事事件が好きでそれなりに事件数もこなしていますが、
刑事事件の一番のネックは時間が取られること。
特に被疑者段階の弁護は時間との戦いなので大幅に時間を取られます。
そのため、私の場合他の仕事が段々たまって休日出勤という事態になるわけです。
その甲斐があって、今日でだいぶ仕事が片付きました。何だか気分すっきりです。
ここ何ヶ月は、12月8日(土)に行われる弁護士会の支部サミットという
催し物の準備でも時間を取られています。
1日24時間の使い方をもう少し考えないと、数年先にはどのようになっているか
非常に不安です。
明日も出ようか否か思案中です。
今から警察署に接見に行ってきます。

*上記の支部サミットですが、今年の12月8日午後2時から、
 相模原のけやき会館大樹の間において開催されます。
 サミットの中では、全て弁護士が演じる寸劇があり、私と水谷も配役を受けています。
 何の役であるかは、当日見に来て確かめてください。
 皆様のご来場を心よりお待ちいたしております。

 弁  護  士   齋  藤    守
2007年10月12日

強者と弱者

昨日の夜、何気なくテレビを見ていたら、虐待された動物達を
保護している人を紹介している場面が流れていました。
それまでは本当に何気なく見ていた私は、虐待された動物達の顔を見たとたん
涙が止まらなくなってしまいました。
動物(少なくともペットとして飼われている動物)は人間の心を癒してくれる
存在であるはずであるのに、苛ついたからという理由で弱者である動物を
虐待する神経が私には到底理解できません。
確かに、世の中には強い者と弱い者とが存在しているのは事実ですが、
その差を認識した上で、弱者を労ったり助けたりすることのできる人が
本当の強い者であると思います。
地位や名誉やお金がある人が強い人、偉い人であるとは絶対思いません
(その点で、私は自慢をする人間は大嫌いです)。
私は、肉を食べる度に、「豚さん、ごめんなさい」「牛さん、ごめんなさい」
等という言葉を心の中でつぶやいています。
そして、その度に自分は生かされているんだなという事を実感します。
何だかまとまりのない文章になってしまいましたが、昨日見た映像があまりにも
衝撃的だったので、書かずにはいられませんでした。
虐待されて死んでいった動物達も、虐待されるために生まれてきたのではないのに
と考えると、今でも涙が出てきます。

 弁  護  士    齋  藤    守
2007年09月10日

改正貸金業法Q&A

画像 006.jpg水谷です。

今回、機会をいただきまして、「改正貸金業法Q&A」(銀行研修社)の一部を執筆されていただきました。同書がこのほど、出版され、現在、第3刷発行だそうです。この場を借りて御礼申し上げます。

また、大手金融業者からe-ラーニングの申し込みがあったそうで、現在、その準備をされているようです。当方は、今回は、業務多忙につき、お断りさせていただきましたが、(締め切り日からすると)こちらも近日中に完成予定のようです。こちらも、あわせてよろしくお願い致します。
2007年09月07日

ランチ会

画像.jpg先日、4回目の相模大野女性弁護士ランチ会をセンチュリー相模大野のブロッシュボア?で開催いたしました。
今回は、T先生のところで研修中のロースクール生の女性が参加するはずでしたが、直前に別のご用事でキャンセルになってしまい、ちょっと残念でした。
仕事の話のほか、S先生宅の家電製品の購入にまつわる爆笑話などをうかがい楽しい、久しぶりに楽しいひとときを過ごさせていただきました。

次回にはA先生も参加してくださるとのことで、ますます楽しくなりそうです。また、今後、S総合法律事務所に入られる新しい女性の先生も参加してくださるのではないかと期待もしています。

今度、相模大野だけでなく、相模原でも女性ランチ会をしたいなと野望を抱いております。
2007年09月06日

市民法律講座

かなりの間、更新をおさぼりしてしまいました。先週の木曜日、つまり8月30日の夜、相模原市の市民法律講座の講師を務めて参りました。講師の話は、弁護士会の懇親会で、とある弁護士(イケメンです)から打診され酔った勢いもあり、了解してしまいました。その後は、どのようなテーマにしようかから始まり、文献調査、レジュメ作成、校正等かなり時間に追われました。結局、私は交通事故をテーマに、民事、刑事、行政上の法律問題の話をさせてもらいましたが、特に刑事上の法律問題についてはつい時間を割いて説明してしまいました。参加者の方は、興味を持って市民法律講座に来て頂いたのだから、なるべくわかりやすい言葉で丁寧に講義をしようと心がけていたのですが、その通りにできたのか否かは分かりません。今回の講義の最初の何分かはかなり緊張しましたが、その後は平常心で話を
することができたことを考えると、法律家として少しは成長しているのかなと
思っています。知識面はまだまだ勉強が必要ですが・・。市民法律講座は先週から、毎週木曜日午後6時30分から約2時間、全部で5回行われますので、もし興味をもたれた相模原市在住又は在勤、在学の方は途中からでも参加されてみてはいかがでしょうか。相模原市役所に連絡をすれば詳細が分かると思います。因みに、本日は、私の大親友の村上君が講師です。緊張しまくりだろうな。
2007年08月10日

被疑者弁護

本日、私が受任していた被疑者事件の被疑者が不起訴処分で釈放されました。
事件の詳細については、この場でいろいろと書くことはできませんが、
今回の事件を通じて、改めて国家権力の恐ろしさを実感させられました。
また、検察官や裁判所が予断・偏見を持って仕事をしている点についても
再認識させられました。
私から見れば、そもそも身柄拘束する程のものではなく、仮に捜査するにしても
在宅で十分に対処できる事件だと思うのですが、検察官・裁判所は違うみたいです。
わずかな疑いがあえば、とりあえず身柄拘束をしておくかという程度の意識しか
有していないようです。
彼らは、その被疑者の生活、家族ひいては人生を何だと考えているのでしょうか。
勿論私も全ての被疑者について、身柄拘束をするなというような考えは有していませんが、
少なくとも、身柄拘束するための要件があるのか否かの点については、
予断・偏見を有することなく、きちんと吟味して欲しいと思います。
検察官や裁判官は、1度身柄拘束研修なるものをした方がよいのではないでしょうか。
こんな事を書いていると、私も身柄拘束をされてしまう日がきてしまうのでしょうかね。
自分の行動にも思い当たることがあるようなないような・・・。
とにかく、今回、1度は理不尽な身柄拘束がなされてしまったものの、釈放されて
ほっとしています。

  弁 護 士    齋  藤   守
2007年07月19日

婚前旅行

7月14日(土曜日)から2泊3日で、島根県の松江、出雲方面に旅行に行ってきました。
メンバーは、奈良県、香川県でそれぞれ勤務弁護士をしている男性2人との計3人で、
そのいずれも独り身のため、今回の旅行は立派な「婚前旅行」となりました。
観光した場所は、みずきしげるロード、松江城、小泉八雲記念館、武家屋敷、宍道湖、
出雲大社といったところでしたが、残念ながら3日間とも雨でした。
宍道湖の夕日を楽しみにしていた私としては、今回の旅行は、自分の日頃の
行いを悔いるものともなってしまいました。
最終日に訪れた出雲大社には、雨にもかかわらず多くの観光客がおり、
女性3人のグループも散見されました(男性3人のグループは私達だけでした・・)。
運試しとしておみくじを引いてみたところ、かなりよい内容のものだったので、
喜んでいたところ、他の1人も同じ内容のおみくじを引いたため、
2人して思い切り「ひいて」しまいました。
おみくじの仕組みというものを目の当たりにした瞬間でもありました。
あー、神よ。

私は今まで旅行をしたことが数える程しかなく(受験生時代はお金がなかったという事情もありましたが)、
家にいることが多かったのですが、今回の旅行で他の土地の空気にふれるのもいいものだということを感じました。
ということで、友人との別れ際に、次回は9月に、岡山か広島辺りで旅行兼飲み会を、
同期の「男性」とやろうという話がまとまりました。
その企画が実行された場合には、また報告させてもらいます。

PS 今回の旅行で、私はデジカメデビューをし、写真を撮ってきましたが、
   今日そのデジカメを忘れてきてしまいました。しかもHPへの写真のアップの
   仕方が分かりません。
   後日、技術部の水谷姫の協力の下、写真をアップしたいと思います。
   自分では武家屋敷の写真の出来がよいと思っています。


  弁 護 士    齋  藤    守
2007年07月13日

小田原の裁判所の訴訟指揮

画像 001.jpg弁護士の水谷です。
今日は、久しぶりに小田原の裁判所に行ってきました。


写真は、帰りの電車で食べた駅弁です。売店の方のおすすめでしたが、ボリュームがあり、どちらかというと男性向けでした・・・。今度は、季節限定のお弁当を食べようと思いました。


さて、2つ法廷があったのですが、1つの法廷は、男性の、もう一つは、女性の裁判官でした。

男性の裁判官の訴訟式は、ゆっくりとしていて、内容も、よくわかりました。

女性の裁判官は、変わった訴訟指揮で、少々驚きでした。

この訴訟は、過払金返還訴訟で、訴訟外で和解予定だったので、被告から答弁書も出ておらず、取下予定なので、延期して欲しいと事前に連絡済みでした。

こういう場合、普通は、法廷には行かないのですが、たまたま、別の件もあったりで、出廷することになりました。

そうして、事情を話して延期を口頭で申請したところ、何が気に触ったのか「延期して欲しいというのは印紙を半分返して欲しいからですか」「訴状を陳述しないなら休止にしますよ」と早口で立て続けに、脅すような口調で裁判官がいうので唖然としてしまいました。

確かに、陳述しないで延期、そのまま休止または取り下げになると印紙が半分かえってくることになるようです。

しかし、そういう問題と別に、こちらとしては、当事者間では話がついていて、最終決着してから取り下げようということまで決まっていて、訴状を陳述する意思も持っていないのに、陳述しなければ休止(一ヶ月で取下扱いになるので、それまでに最終決着しない今回のような場合は危険性がある扱い)にすると脅してまで訴状を無理矢理陳述させようとするあなたこそ、そんなに印紙を返したくないのですかと聞きたいです。

答弁書が出ていれば、それでもいいのですが、今回は、答弁書も出していない状態で、相手との信頼関係もあるので、訴状陳述はできれば避けたい状況なのです。

にもかかわらず、そういう事情を全く理解しようともしないで、無理矢理訴状陳述させるとは、紛争の実態にも全くあっていないですよね。

その裁判官は、訴状を読んだだけの仕事しかしていないのに、印紙を半分返すのがそんなに、いやなのでしょうか。
延期申請が書面であった場合、当事者双方が欠席する普通の場合も、すべて休止にしているのでしょうか。それとも口頭の延期申請は認めないという変わったポリシーの持ち主なのでしょうか。聞いてみたいところです。

書記官も事務官もとても感じがよかっただけに、その訴訟指揮がとても残念に感じました。裁判官は、ただでさえ権力があるのに、それを振りかざすような使い方はどうかと思います。

ちなみに、相模原の裁判所、横浜地裁、東京地裁、厚木簡裁、藤沢簡裁などでは、裁判所の方から気を利かせてくれて「休止だと危ないから、延期にしておきますね」と言ってくれることが多いです。

裁判所もいろいろですね。
2007年06月27日

オレオレ詐欺など


ブログ更新をおさぼりしていた水谷です。
申し訳ありません。

今日は、最近、立て続けに何件かの「詐欺」の被害者の方から、ご相談を受けて、感じたことを書きたいと思います。

冷静になって考えてみるとおかしいとわかるのに、その時は、大きな金額を、犯人に簡単に渡してしまっていることが不思議でなりません。

皆さん、普通かそれ以上の注意力、知力をお持ちの方たちとお見受けします。
にもかかわらず・・・。
ということは、それだけ、犯人も慣れている、悪知恵が働くということではあるのでしょうか。

ところで、ほとんどの場合は、大金を渡すといっても、ATM等を利用した振込などで、実際に大金を自分の手に持つことはないままです。ここも、ポイントなのかなと感じます。

何十万、いや、ときには何百万もの大金を、一度でも手にしたら、その金額の大きさに、ちょっとびっくりして、ふと我に返るというか、ちょっと落ち着く(というより金額の大きさを実感して青ざめるという方が合っているかもしれません)ということが、あるのではないかと思います。

犯人は、被害者がふと「我に返る」瞬間を作らないように細心の注意を払って手はずを整えているのではないでしょうか。

これから、こういう犯罪は増えこそすれ、減ることはないと思います。
弁護士もオレオレ詐欺に遭う時代です。

自分も気をつけていきたいと思います。

それから、最近、おいしいランチを食べられるお店を発見しました。うれしいです。
後日、写真付きでご報告いたします。
2007年06月12日

有罪推定 その2

シンポジウムに参加して被害者の方や弁護人の話を聞いた感想は
「人権というものは本当に不可侵のものとして保障されているのだろうか。」
というものです。
全く何ら犯罪そのものが発生していないところに、捜査機関が犯罪をでっち上げ
何の罪もない人の身柄を長期間拘束して、取り調べでは、長時間、脅し、甘言、
虚言を交え、虚偽自白をとるまで徹底的に痛めつける、挙げ句の果てには
裁判所も捜査機関の尻馬に乗って、ろくに客観的証拠を吟味することもなく
捜査機関が作文をした自白調書を、具体性、迫真性に富むといった理由により
安易に信用し、結果として実刑判決を下し、服役させてしまう・・・。
このような状況の中で、本当に人権が保障されているといえるのでしょうか。
被害にあってしまった人の気持ちを思うと、本当にやりきれません。
検察官や警察官・裁判官は自分たちが扱っている仕事の重さについて
本当に理解しているのでしょうか。甚だ疑問です。
こんなことを書いていると、今度は私が、犯罪をでっち上げられて逮捕されそうですが。
とにかく、捜査の現状に怒りを覚えたシンポジウムであり、
私にとって非常に有意義なものでした

 弁  護  士    齋   藤    守 
2007年06月08日

有罪推定 その1

私は一昨日、「えん罪を生み出す取り調べの実態」というシンポジウムに
参加するために、霞ヶ関の弁護士会館に行って参りました。
シンポジウムでは、えん罪被害者の方々やその弁護人が、実体験を踏まえて
いかに国家権力が恐ろしいものであるかについて話をしてくれました。
皆さんは「無罪推定」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
一応説明させてもらいますと、刑事訴訟では、犯罪事実については
検察官に挙証責任があり、犯罪事実の存在が合理的な疑いをいれないまでに
立証されない限り被告人は無罪とされるという意味です。
しかし、現在の実務では、起訴された時点で有罪が推定されているのではないかと
思われることが多々あります。
被告人が犯罪事実を認めている場合はもとより、否認している場合にも
有罪が推定されているのではと思われても仕方がない状況にあります。
言い換えれば、弁護側が被告人の無罪を積極的に立証していかなければならない
状況にあります。
私は、えん罪事件を生み出す土壌の1つがここにあると思っています。
そのような現状の中で、シンポジウムで会った同期の女性弁護士(私は個人的には
59期の中でベスト3に入る女性ではないかと思っておりますが・・)に、
彼女が、とある地裁で無罪判決をもらったという話をききました。
有罪推定の働く現状で、無罪判決をもらうのはどのくらい難しいことであるか
実務家であれば認識していると思いますが、彼女はその無罪判決を獲得したのです。
判決を聞いたときは、かなり舞い上がってしまってあまり覚えていないということを
言っていましたが、私も早くそのような感覚を味わいたいと思わせる内容でした。
とにかくおめでとう、真理子さん。
次回はシンポジウムの感想について書きたいと思っています。

 弁 護 士  齋  藤    守
2007年05月31日

女性弁護士3人でランチ

 水谷です。最近、すっかりバタバタとして、ごぶさたしております。

 齋藤先生が真面目なお話を書いているので、私は、気楽な日記をひとつ。

 今日は、相模大野の伊勢丹最上階にあるキハチイタリアンで、ランチをしました。
 ここのキハチは伊勢丹の屋上のガーデンに隣接してあるので、明るく開放的で、外にもテーブルがあって、いい感じで、おすすめです。 
 外の席なら子連れでも大丈夫かなと思いました。

 パスタランチコースは約2000円で、前菜、パスタ、デザートをそれぞれ選んで、コーヒー又は紅茶がつくので、お値打ちな感じでした。

 それぞれの近況、子育ての話から、今度ある支部サミットのお話と話題はつきず、あっという間に1時間以上が経ってしまいました。
 日頃、なかなか美味しいランチにありつけない身としては(涙)、本当に久々に嬉しいお昼ごはんでもありました。
 また、弁護士同士、女性同士の情報交換としても、とても有益でした。
 
2007年05月29日

選挙対策

最近の国会の状況を見ていると、この夏の参議院選挙に向けたパフォーマンスが
あまりにもあからさま過ぎで、私はかなり愕然としています。
本当に国民のためになることは何なのか、常日頃考えていない証であり、
国民においしい餌をまいておけば簡単に食いついてくれるだろうという
安易な考え方をしている証でもあると思います。
もっと言えば国民を馬鹿にしている証でもあると思います。
自分が国民のためになると思うことがあれば、たとえ周りの反対を受けても
また国会内で冷遇されても、その政策を実行することに全力を尽くすという
単純なことが、なぜ国会議員にはできないのか不思議でなりません。
自己の利益ばかりを考えていると、現状のようになってしまうのでしょうね。
国会議員の定数削減、そして給料の減額などは、私から見れば
簡単にできるはずのことなのに、なぜやらないのだろうと思います。
この先の国の政治のことを考えると、暗澹たる気持ちになるのは私だけでは
ないと思います。
真に国民のための政治をやってやろうではないかという信念を持った政治家が
一人位はいないものですかね。
2007年05月17日

2007.5.17(木) 毎日が旅行のようです。

ゴールデンウイーク明けから仕事が立て込んで
ついブログの更新が疎かになってしまいました。
一昨日くらいから大分落ち着いてきました。
昨日は小田原まで行ってきました(もちろん仕事です)。
相模原からだと、横浜線、小田急線を利用して
片道約2時間くらいかかります。
往復の電車の中でいろいろと勉強しようと本を持っていくのですが、
気づいたら爆睡しています。
日々勉強するのは難しいということを改めて思い知らされますね
(しかし、それは単なる私の意思の弱さに起因するのでは・・)。
今日は、藤沢まで行ってきます。もちろん仕事です。
私のことを知っている同期は「おいおい、本当かよ。」という
疑問を持つかもしれませんが、本当です。
雨の中、しっかりと仕事をしてきます。

 弁護士  齋 藤  守
2007年05月08日

2007.5.8(火)過払訴訟 追加

このブログの一番最初に書いた過払いの関係について、補足です。

前に、ケースバイケースですが、5年で過払いになっていることが多いと書きました。
この点、もう少し詳しくご説明すると、5年で過払いになる方も相当数いらっしゃいますが、1割から2割は借金が残っているというケースもかなりあります。
ちなみに、こういうケースだと6年位でプラマイゼロということになります。

そして、ケースバイケースとはいえ、7年位続けて返済しているケースだと、ほとんどのケースで過払いになっています。

なので、何年位で過払いになるのか知りたいという方は、7年をひとつの目安にされると、後でがっかりすることが少ないと思います。

それから、過払いになっていると書くと、なんとなく、すぐに何十万円もお金が返ってくるようなイメージがあるかもしれませんが、最初のうちは、2〜3万円とごく小額からです。
いわば、毎月、少しずつ積み立て預金しているのと同じイメージで考えていただけばいいと思います。それが、何年か続くと何十万円単位の過払金になっていくわけです。
2007年05月02日

2007.5.2 いい天気ですねー

現在(午後12時30分)相模原は晴天です。
ゴールデンウイークの谷間ということで、
当然うちの事務所は仕事です。
ここのところ、相模原の鯉のぼりという行事のために
相模川が非常ににぎわっております。
遠方からくる人達が多いらしく、他県ナンバーの車が
かなり見受けられます。
少なくとも私は毎日通勤で見ているので見飽きた感がありますが
都会の人たちにとっては一大イベントなのでしょうか。
はい、私は田舎者です・・。
これから、事件の打ち合わせで、武蔵新城まで行ってきます。
電車は混んでいるかなー。

 弁護士 齋藤 守
2007年04月28日

2007.4.28 ゴールデンウィーク開始と雑感

水谷です。

ようやくお休みが始まりました。
おかげさまで、当事務所も、暦どおりお休みをいただいております。

みなさまに一点、ご報告があります。

岩城弁護士は、昨日で、当事務所への出勤が終わり、来月から、独立開業されます。心からお祝い申し上げます。
なお、岩城弁護士の独立先は、「お役立ち情報」のページに載っておりますので、ぜひご覧くださいませ。


さて、それから、今日は、ちょっとした感想めいたものを書かせてください。

最近、ある刑事事件で当たった副検事さんの対応が、法律の趣旨を完全に無視し、人権侵害することにあまりに鈍感であると感じました。
副検事というのは、司法試験に合格した正検事ではなくて、検察事務官等で内部試験に合格した人で、比較的軽微な事件の処理を任されているのです。
いままで、私が知っていた副検事は、みな、正検事と変わりなく処理をされていたのですが、全く違う人もいるのだなと驚きました。

その事件は、素敵な裁判所書記官(と(多分)裁判官)のおかげで、今は、良い方向に進んでいきそうになっており、感謝しています。
 
この件を通じて、自分が裁判官だった当時は、よくわかっていなかったところがあったのですが、裁判所や検察庁は、大きな権力を持っているのだということを痛感しました。

反対に、弁護士には、何も権力がないということも。
でも、だからこそ、一般市民の痛みがわかり、一般人と同じ目線で気持ちを共感できるのだということも。

今回の件によって、弁護士って、なかなかいい職業だなと思うことができました。そういう意味では、その副検事にも感謝です。
2007年04月27日

2007.4.27(金) はじめまして

今日でホームページの全ての項目がアップされたと思います。
私は、パソコン等の機械操作には通じておらず、ましてや
ホームページを作成することなどもってのほかのことです。
未だに携帯電話は電話とメール機能しか使ったことがありません。
ですから、今回のホームページの作成はほとんど水谷弁護士に
任せてしまいました。現代の法曹人としては失格かも・・・。
何とか頻繁にブログの更新はしていこうと思います。
最初なので真面目な文章にしておきます。

弁護士 齋藤 守
2007年04月26日

2007.4.26(木) ホームページの反響など

ホームページを作って、まだ間もないのですが、既に、何件かのネット相談と、ホームページをご覧になった方からの相談が入っています。
当事務所は、パソコンはいまひとつ・・という人々ばかりなのですが、やはり、最近は、ネット時代なのだなと思います。正直、こんなに早く反響があるとは思っていなかったので、この点は、嬉しい誤算でした。
まだ、ページ内容に準備中のところがあるので、そこの担当の齋藤弁護士には、がんばって、早く内容をうめていただきたいところです(笑)。

 弁護士水谷里枝子
2007年04月04日

2007.4.24(火) ブログはじめます!

 今日から、ブログ、始めることにしました。
 
 まず、近頃の業務の報告ですが、最近相次いで出された最高裁の判決のお陰で、いま、過払い訴訟がブームになりはじめているというのが実感です。
 ご承知のとおり、利息制限法という法律以上の金利をとっていたクレジット、サラ金に長年、返済を続けていた方に対し、取りすぎていた利息を、業者から返還させるという裁判のことです。
 
 実感では、5年くらい返済し続けていると、過払いになっていることが多いなと思います。もちろん、借りた金額と返した金額によるので、ケースバイケースですが。

 法律相談でも、こうした関係の相談が、本当に多くなっています。当事務所でも、過払訴訟はどんどんやっていく方向です。
 それにしても、過払いになっているケースでも、業者は、弁護士が介入する直前まで、ガンガン返済するように催促しているのには驚きます。
 何を考えているのでしょうか?