2012年06月22日

潮流

先日,東電OL殺人事件に関して再審開始決定が出されると共に,

ゴビンダさんの刑の執行が停止され釈放されました。

今回の裁判所の決定には素直に敬意を表したいと思いますが,

ゴビンダさんが自由を奪われ,人権を侵害され続けた15年間はかえってきません。

公益の代表者であるべき検察は,この事件についても相変わらず証拠を

隠し続けた上(最後はしぶしぶ開示をしたようですが),再審開始決定に対して

異議を申し立てています。

この体質は今後も変わらないと思っていますが,今回の裁判所の判断は,

今の時代の流れを表していると思います。

多少なりとも裁判官の意識が変わってきたような気もしています。

推定有罪の裁判官,有罪判決の結論ありきゆえ証拠の評価を強引に有罪方向に

行う裁判官,弁護人の主張や証拠を根拠が薄弱なまま切り捨てる裁判官,

このような裁判官が1日でも早く淘汰され,本当の意味での公平な裁判を受けることが

できる裁判所になって欲しいものです。

でもそうなると,淘汰されすぎてほとんどの裁判官がいなくなってしまうような気も・・。

  弁 護 士    齋   藤     守

 

 

 

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