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弁護士の水谷です。 今日は、久しぶりに小田原の裁判所に行ってきました。 写真は、帰りの電車で食べた駅弁です。売店の方のおすすめでしたが、ボリュームがあり、どちらかというと男性向けでした・・・。今度は、季節限定のお弁当を食べようと思いました。 さて、2つ法廷があったのですが、1つの法廷は、男性の、もう一つは、女性の裁判官でした。 男性の裁判官の訴訟式は、ゆっくりとしていて、内容も、よくわかりました。 女性の裁判官は、変わった訴訟指揮で、少々驚きでした。 この訴訟は、過払金返還訴訟で、訴訟外で和解予定だったので、被告から答弁書も出ておらず、取下予定なので、延期して欲しいと事前に連絡済みでした。 こういう場合、普通は、法廷には行かないのですが、たまたま、別の件もあったりで、出廷することになりました。 そうして、事情を話して延期を口頭で申請したところ、何が気に触ったのか「延期して欲しいというのは印紙を半分返して欲しいからですか」「訴状を陳述しないなら休止にしますよ」と早口で立て続けに、脅すような口調で裁判官がいうので唖然としてしまいました。 確かに、陳述しないで延期、そのまま休止または取り下げになると印紙が半分かえってくることになるようです。 しかし、そういう問題と別に、こちらとしては、当事者間では話がついていて、最終決着してから取り下げようということまで決まっていて、訴状を陳述する意思も持っていないのに、陳述しなければ休止(一ヶ月で取下扱いになるので、それまでに最終決着しない今回のような場合は危険性がある扱い)にすると脅してまで訴状を無理矢理陳述させようとするあなたこそ、そんなに印紙を返したくないのですかと聞きたいです。 答弁書が出ていれば、それでもいいのですが、今回は、答弁書も出していない状態で、相手との信頼関係もあるので、訴状陳述はできれば避けたい状況なのです。 にもかかわらず、そういう事情を全く理解しようともしないで、無理矢理訴状陳述させるとは、紛争の実態にも全くあっていないですよね。 その裁判官は、訴状を読んだだけの仕事しかしていないのに、印紙を半分返すのがそんなに、いやなのでしょうか。 延期申請が書面であった場合、当事者双方が欠席する普通の場合も、すべて休止にしているのでしょうか。それとも口頭の延期申請は認めないという変わったポリシーの持ち主なのでしょうか。聞いてみたいところです。 書記官も事務官もとても感じがよかっただけに、その訴訟指揮がとても残念に感じました。裁判官は、ただでさえ権力があるのに、それを振りかざすような使い方はどうかと思います。 ちなみに、相模原の裁判所、横浜地裁、東京地裁、厚木簡裁、藤沢簡裁などでは、裁判所の方から気を利かせてくれて「休止だと危ないから、延期にしておきますね」と言ってくれることが多いです。 裁判所もいろいろですね。

水谷です。 ようやくお休みが始まりました。 おかげさまで、当事務所も、暦どおりお休みをいただいております。 みなさまに一点、ご報告があります。 岩城弁護士は、昨日で、当事務所への出勤が終わり、来月から、独立開業されます。心からお祝い申し上げます。 なお、
岩城弁護士の独立先
は、「お役立ち情報」のページに載っておりますので、ぜひご覧くださいませ。 さて、それから、今日は、ちょっとした感想めいたものを書かせてください。 最近、ある刑事事件で当たった副検事さんの対応が、法律の趣旨を完全に無視し、人権侵害することにあまりに鈍感であると感じました。 副検事というのは、司法試験に合格した正検事ではなくて、検察事務官等で内部試験に合格した人で、比較的軽微な事件の処理を任されているのです。 いままで、私が知っていた副検事は、みな、正検事と変わりなく処理をされていたのですが、全く違う人もいるのだなと驚きました。 その事件は、素敵な裁判所書記官(と(多分)裁判官)のおかげで、今は、良い方向に進んでいきそうになっており、感謝しています。   この件を通じて、自分が裁判官だった当時は、よくわかっていなかったところがあったのですが、裁判所や検察庁は、大きな権力を持っているのだということを痛感しました。 反対に、弁護士には、何も権力がないということも。 でも、だからこそ、一般市民の痛みがわかり、一般人と同じ目線で気持ちを共感できるのだということも。 今回の件によって、弁護士って、なかなかいい職業だなと思うことができました。そういう意味では、その副検事にも感謝です。

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