2月も、今日で終わりですね。 最近、すこし暖かくなってきて、寒がりの私は助かっています。
近頃は、いろいろと考えさせられる心に重い事件がいくつかあり、ブログを書く気持ちの余裕がありませんでした。 詳しいことは書けませんが、犯罪の被害者に対し、刑罰(懲役刑)を受けたあとにもかかわらず、弁償金を支払う法的義務はない(違法性はない)と発言してはばからない犯人とか、その犯人を監督する義務がある雇用主(某地方公共団体)から「当事者の私的なこと、関係ない」という発言がでたりとかです。 ちなみにこの犯人は、刑事裁判のときは、お金を払うから示談して欲しいと申し入れ、「反省」の手紙を送っていたようです。
もし、今回の件と訴訟活動の内容がマスコミで報道されたら、両者ともマスコミからも世論からも、相当たたかれると思います。しかし、性犯罪等については、被害者の意向でマスコミへのリークがないことが多いので、このような訴訟活動がされているのでしょうか。
いまは、一昔まえと違って、犯罪被害者の立場は、強くなってきてはいるとはいえ、現状はこれぼと過酷な状態におかれているとは・・。 せっかくあたたかくなってきたというのに、お寒い話です。 話は変わりますが、最近、4年ちょっとで過払金が発生した方がでました。たぶん、いままでの最短記録更新だと思います。こちらは、ちょっと嬉しいおはなしでした。 弁 護 士 水 谷 里 枝 子