平成21年9月10日付で、私が、とある裁判員裁判対象事件の
弁護人に選任されました。ついにきたかという感じです。
今のところ、具体的な公判期日はいつ頃かという目途は
立っていませんが、模擬裁判での経験を生かして、
ペーパーレスで説得力ある弁論等を行おうと思っています。
それにしても、今まで判決が出ている裁判員裁判事件の量刑は
予想通り重いですね。
事件を直感的に捉えられてしまうと厳しいものがあります。
無罪を争う事件でどのような判断がなされるのか興味はありますが、
果たしで検察側でそのような事件を起訴してくるのか否か・・。
有罪無罪及び量刑の判断権者が、事実上検察官になってしまっている
現状に危機感を覚えるのは私だけでしょうか。
弁 護 士 齋 藤 守