2007年08月10日

被疑者弁護

本日、私が受任していた被疑者事件の被疑者が不起訴処分で釈放されました。
事件の詳細については、この場でいろいろと書くことはできませんが、
今回の事件を通じて、改めて国家権力の恐ろしさを実感させられました。
また、検察官や裁判所が予断・偏見を持って仕事をしている点についても
再認識させられました。
私から見れば、そもそも身柄拘束する程のものではなく、仮に捜査するにしても
在宅で十分に対処できる事件だと思うのですが、検察官・裁判所は違うみたいです。
わずかな疑いがあえば、とりあえず身柄拘束をしておくかという程度の意識しか
有していないようです。
彼らは、その被疑者の生活、家族ひいては人生を何だと考えているのでしょうか。
勿論私も全ての被疑者について、身柄拘束をするなというような考えは有していませんが、
少なくとも、身柄拘束するための要件があるのか否かの点については、
予断・偏見を有することなく、きちんと吟味して欲しいと思います。
検察官や裁判官は、1度身柄拘束研修なるものをした方がよいのではないでしょうか。
こんな事を書いていると、私も身柄拘束をされてしまう日がきてしまうのでしょうかね。
自分の行動にも思い当たることがあるようなないような・・・。
とにかく、今回、1度は理不尽な身柄拘束がなされてしまったものの、釈放されて
ほっとしています。

  弁 護 士    齋  藤   守
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